解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
社会資源としていま私たちにこそできることⅠ
先日、福岡市の不登校対策に関する記事が新聞に掲載されていました。
昨年度は、小学校で230人、中学校で1033人だったようです。
総生徒数は、小学校が7万6千6百人、中学校が3万8千8百人ですから、それぞれ0.3%、2.6%の
割合で、中学校の場合、ほぼ1クラスに1人はいる計算です。
ただ、保健室登校やまばら登校の場合、不登校にカウントされていなかったり、体調不良があれば
(ほぼ有ります)、病欠扱いとしている学校もありますので、それぞれの数字は、正確ではありません。
実際はもっと多いということです。
記事には、中学への進学時に数が急増する(3.3倍)ことがあげられ、この「中1ギャップ」の解消を
目的とした少人数学級の導入や、校内適応指導教室の設置などが対策として取り組まれるようです。
当協会への相談も、長期ひきこもりが圧倒的に多いものの、確かに最近はまた不登校の相談が増え
てきています。中学生がほとんどですが、数年前に比べ、低年齢ながら深刻な内容が増えている感
があります。
不登校、ひきこもり・ニート問題が、声高に叫ばれている割には改善を見せてこないのは、未だに
対策が後手後手になっているからです。
私共は、これまで予防、そして場当たり的な対症療法ではなく、原因療法を行うべきことを提示して
きました。
あらためて昨今の相談状況を見るにつけ、私共が行っていけることは何かを考えています。
来訪者の方のほとんどが、これまでに出向かれた相談窓口では、本人が出向くことを要求され、その
時点で支援要請をあきらめています。無理もない話です。
当協会の場合、本人が動けないのは最初から前提としていることですので、そのことは何らの障害
要因になりません。
むしろ、そのことがそのご家庭の本質的な問題解決のために、重要な意味を与えてくれます。
結果、これまでの実績ではほとんどの青年たちが、自らの意志で当協会を尋ね、家族の絆の再生が
実現できています。
これから数回にわたって、私共だからこそできる社会的支援の一端を述べてみたいと思います。
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