解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
早いものであと3ヵ月
10月になりました。今年もあと3ヵ月です。
今月は20日に講演会をひかえています。
これは文科省が家庭教育支援基盤形成事業として「すべての親へのきめ細やかな家庭教育支援手法
の開発」を目指し全国282箇所でモデル事業を展開しているものです。
「情報提供」「相談体制の整備」「学習機会の提供」の三本柱で地域で展開していくようです。
「情報提供」で言えば、私共の活動の中でも、「どこへ相談に行ったらよいのかが分からない」「適応
指導教室の存在さえ知らされなかった」といった声も何度も聞かされています。せっかくの社会資源
があってもその告知が不十分で機能しければ何の意味もありません。
また「相談体制の整備」では、特に家庭教育という内容の相談体制は、乳児期から思春期、ひきこも
りといった問題では、成人まで対応しなければなりませんし、知育・徳育・体育・食育、非行、いじめ、
不登校と幅広い相談内容が想定されます。
それぞれ専門の者が対応しなければ、やっと足を運んだのに何の答えも得られずとなってしまいます。
「学習機会の提供」に関しては、何事も予防という観点から、事が起こる前の対策が必要ですから、
特に家庭教育に関しては、親は子どもができて初めて親になったに過ぎません。親としての教育を受
け、ましてや、親としての資格を取得したわけでもありませんから、分からないことだらけです。
特に今は、核家族、少子化などで近くに両親が居ないといったケースが多く、相談できる相手が居ない
といったことがあります。親になることはできても、親であり続けることは難しいことですから、自ずと
親としての学習の場、機会を提供していくことは重要な課題だと思われます。
今ほとんどの家庭が、機能不全を起こしています。不登校、ひきこもり・ニートの増加、児童虐待、
親殺し、子殺しといった陰惨な事件を見れば明らかです。
したがって、家庭教育の見直しが急務の課題です。単なる躾教育ではなく、子どもたちが本来の個性
を伸ばしていける、健全な発育を促す教育・共育が必要だと思います。
お申し込みはいますぐこちら!
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大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)
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【熊本出張相談会】
10月3日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)
八代市厚生会館 10月2日 (要予約 0120-870-996)
相談料3千円
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp