解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
現実拒否が奪ってしまうもの
ひきこもりの長期化が問題になっています。
「本人が動き出すのを待っている内に何年も経ってしまいました」 親の弁
「いつかきっかけが出来て動けるようになると思っていたら・・・」 当事者の弁
いずれにも共通してあるのは、主体性の欠如。他者への依存です。
「早くこうなったらいいなぁ」という願望は、とかく幻想になりやすく、その分現実をありのままに
見据えることを忘れてしまいがちです。現実拒否であり、前回お話しした「否認」です。
この現実の否認がもたらすものは、不正直さや素直さの欠如です。自分を欺いてしまって
います。この自分に対しての不誠実な態度は、謙虚さを欠く結果となり、自己の見解への拘り、
囚われを強めます。
これらのことが、成長させるための学びの姿勢を奪ってしまいます。
また、親はわが子を自立させられないでいることで自分を否定し、子はひきこもっている自分を
否定しています。人は、自分をどう見ているかで、それに相応しい対応しか取りません。
自分を否定していれば、自分をぞんざいに扱います。
そのことも自分を成長させるための学びの姿勢を損なう要因になっているのです。
自己の見解への拘り、囚われは新たな気づきを阻みます。
気づきがなければ、考え方は硬直化し、状態は固定化、慢性化していきます。
これがひきこもり長期化のメカニズムなのです。
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