解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
家族セミナー④問題の対処
「問題の対処」
「情動コントロール」
「人間関係」
の三つをあげました。
では、それらがなぜできなくなったのかを述べてみましょう。
問題の対処のまずさは、過剰に反応し、反射的に行動していることがあげられます。
反応しているということは、考え、意志がそこに介在していないということです。
ある状況に遭遇した場合、いつも同じパターン(傾向)で、同じ行動をとってしまう
のです。
つまり反射的にそう動いているだけですので、失敗も同じように繰り返します。
これは過去に、過度な不安や痛みを経験した場合に、そこから自分を守ろうとして
反射行動が身についてしまうのです。
熱いヤカンに手が触れたら、何も考えずに手を引っ込めますよね。
失敗に対しての過剰な怯えが身にそなわってしまっていますと、失敗が予測される
場面でそれを回避しようと最初から取り組まなかったり、それが改善を要する「問題」
であったりの場合、まるで他人事のように意識をそらします。
これは思考停止にもつながります。
その状況応じた適切な対応が出来ないでいるのです。
それから彼らに多いのが、自分で解決策が分からず困ってしまっている状況でも、
他者に相談することをしないということです。
これはひとつには、相談して断られるのが怖いのです。
「自分なんかが相談しても笑われるだけ」といったような、極めて低い自己認識から、
断られる(と思い込んでる)痛みを避けようとする結果、助けを求めないのです。
こういった、自分の考えへのこだわり、囚われも彼らの特徴であり、問題解決への
柔軟な対応を阻んでしまっています。
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