解決支援者の現場日記 : 旧ブログ

ひきこもりを解決するには ②

ひきこもっていることだけが問題ではないということが、前回のブログでお分かり頂けたと思います。

そういうことからも、複数の問題をひとつひとつ片付けていくという意識が大切です。

 

 

そのためにも、これから様々な促しをしてかなければなりません。

ですが、その時に問題になるのが、おいそれと言っても動かない(笑)ということです。

いつも申し上げますように、基本、過去と他人は変えられません

では、どうしていきましょう。

 

 

皆さんは、どういう人の言うことなら聞く耳がもてますか?

信頼できる人ですよね。

信頼できない相手から何かを促されたとしても、聞く気にはなれませんよね。

と言うことは、 これからわが子を前へ促していくためには、まず信頼の回復が必要ですね。

信頼がなければ、言葉に説得力もありません。

動機づけができるだけの説得力が必要ですよね。

 

 

私が講演などでもよくご紹介する言葉があります。

やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ

連合艦隊司令長官山本五十六の言葉です。

やって見せ」が大切ですね。

 

 

先ず、親御さんが手本を示すということです。

親が動かない前に、わが子を先に動かそうとすれば動きません

「子どもがなかなか動いてくれない・・・・」と仰いますが、なぜ動かないのかが分かられないようです

が、簡単にその理由が分かる方法をお教えしましょう。

 

 

先ずお尋ねします。

「なぜ、ここまで長くなりましたか?」

きっと、「本人が言っても動かないから」と答えられるでしょう。

そうではありません。

わが子がひきこもったという現実を受け止められていましたか?

どこかで「ウチの子は、ひきこもりじゃない」「だって、外出も時々するし」と考えていませんでしたか?

自分に何ができるかと考え、分からなければすぐに、どちらかへ相談に行きましたか?

すぐに行動を起こしましたか?

お子さんが動き出すのを待っていませんでしたか?

「この子の問題」「この子次第だから」と考えていませんでしたか?

お子さんのやる気に頼って(依存して)いませんでしたか?

はい、これが答え、動かない理由です。

つまり、一緒なんです。

 

 

青年たちが動かない理由は、親御さんが動かない理由と全く同じなのです

親御さんがしている通りにしているだけです。

子どもは親の言うことはしないが、しているようにする」と言われます。

行動を手本としているのです。

 

 

目の前の問題を受容できず、何ものかに依存し、責任転嫁し、主体的な行動が取れずにいるから

 動けないでいるんです

ですから、動かしていくためには、現実の問題から目をそらさず、自己責任のもと、真っ先に自分

が動いていくという様を、やって見せる必要があるのです。

やって見せ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」です。

それでこそ、わが子からの信頼が得られます。

 

 

 

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