解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
敬いを失うと
「愛の反対は、憎しみではなく無関心」というマザー・テレサの言葉があります。
無関心が意味するものは、「必要ではない」ということです。
子どもの成長、子どもの親への語りかけに充分な関心を親が示さないでいると、子どもは、自分が
親から愛されていない。大切にされていないと受け止めてしまいます。
親からすら求められない自分は、価値のない存在だと解します。
しかし、愛も時にわが子の自由を奪います。
それは、「敬い」を忘れている時です。
相手の存在、立場を尊重し、敬意を表していれば、適切な愛を与えることができます。
親が子どもに敬いの姿勢を見本として示していれば、子どもも他者に対して敬いの姿勢を保てる
ようになります。
父親が母親に対して、妻として、母親として、最低限の敬意をもって関わっているか。
家事をしてもらうお手伝いさんにしてしまっていないか。
母親が父親に対して、夫として、子どもたちの父親として敬意をもって関わっているか。
あてにもならず、頼りにもなならない、不甲斐ない人として子どもの前で扱っていないか。
わが子を一つのの人格をもった、意志のある人間として接しているか。
社会生活の中においては、、互いが様ざまな立場、役割をもって関わりあっています。
ですから、人格がどうこうの前に、相手の立場に対しての最低限の敬意を表し、接していく姿勢は、
決して忘れてはなりません。
最近は、友達親子とか、教師と生徒との関係も、友達みたいな先生になりたいといった風潮も見ら
れますが、親は親であって、教師は教師です。
親、教師の立場と友人の立場は違います。
その立場、存在に相応しい態度、敬意がもてない大人に育ってしまいます。
敬うという行為は、尊重し、大切にするということです。
人に対してだけではありません。
道具(物)や、功績、伝統などにも敬意を表すことはできます。
子どもたちは、自分の関心に関心をもってもらいたいものです。
わが子に対しての敬いの姿勢があれば、存在をしっかり確認し、声を聞く態度が常にもてるはずで
す。
敬いと愛の中で育てられた子どもは、健全な自己愛に基づく自尊心や自己信頼感が育ち、自他を
大切にでき、様ざまなストレスに対しての柔軟な適応力も養われていきます。
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