解決支援者の現場日記 : 旧ブログ

全てやり直し

「俺の人生を返してくれ!」

「親が変わらない限り、俺は変われない!」

「親の判断に任せていたら、間違ってばかり。親の資格がないやつが指図をするな!」

 

 

こういった言葉をわが子からあびせられると、憤まんやる方ない思いが一方でありながらも、返す

言葉を失ってしまっているようです。

 

 

中には、身内の問題や、家業の内容にまで口を出してきたりということがあります。

バイトすら経験したことのないひきこもりの兄が、大学を卒業し就職する妹に社会人としての心得

を諭し聞かせるといったケースもありました。

 

 

これらのことは、自分の問題に向きあいたくないために、他の問題に気をそらそうとしているのです。

と同時に、親の意識を自分から離したいためです。

 

 

子どもは、親の弱点とも言える子育てを非難します。

そもそも両親であること自体を批判することもあります。

「なんであんな親父と結婚したんだ!」

これでは、自分の存在そのものを否定していることになります。

 

 

多少なりとも心当たりのある親は、その弱点を突かれることで、返す言葉を失うのです。

 

 

こういった状況の中で、何が必要になってくるかと言うと、わが子の無念さを理解し、やり直して

いくことです。

与えてあげられなかったものを与え、奪ったものを補うということです。

 

 

未練があるから訴えます。

未練があるからそこに留まるのです。

未練は望みだと考えてください。

親に対して、まだ望みを抱いているんです。

 

 

過ぎた人生をそのまま与えることはできません。あの日には帰れない。

でも、取り戻しになるだけの新たな人生を創っていくための協力はできます。

 

 

「親が変われなければ・・・」と言われるまでもなく、変わっていけばいいんです。

手本を示すつもりで、人はこうまで変われるというところを見せてあげればいいんです。

そのことで、子どもに希望をもたせることも出来ます。

 

 

わが子から突きつけられ感じる痛みは、そのまま子どもが親に対して感じ続けてきたことと理解

してあげてください。

そう思えば耐えられるはずです。

わが子は、それを我慢してきたんですから。

 

 

コミュニケーションが不十分だったから、要領を得ないからできないではなく、不慣れなことこそ、

積極的にやっていくんです。

ぎこちなくていいんです。

 

 

なじまないものは、イメージすら出来にくいところがあります。

だからこそ、不慣れで、エネルギーがかかることこそ、実行していくんです。

 

 

なじんで来た生き方が、目の前のわが子の苦悩を招きました

それを解決するためには、なじみのない生き方をやってみてください。

必ず結果が出ます。

 

 

 

 

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