解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
新年あけましておめでとうございます。
新たな年を迎え、今年も実家の熊本で家族とゆっくり過ごすことができました。
自宅へ帰宅し、社会へ巣立っていった青年たちからの年賀状を見るのが、毎年楽しみです。
今年は、写真入の結婚の報告と、彼女ができたことの報告が特に印象に残った年賀状でした。
精神分析のフロイトの言葉に、「健康な人間にできることは、愛することと働くこと」というものが
あります。
私が青年たちの支援活動を行っていて、彼らに一番望むものは、愛することができるようになって
ほしいということです。
何ものかを愛することは、すべての原動力となります。
青年たちは、愛されることに飢えています。
愛されることに渇望するあまり、愛することを忘れてしまっているかのようです。
「働かざる者、食うべからず」
「食うために働く」
確かにその側面はあります。
しかし、働くことは、誰かの手間を肩代わりすることであり、役にたつことです。
だとすれば、より愛することのできる人のためにこそ、労を惜しんで手助けしたい、役立ちたいと
思いませんか?
ですから、「働く」ということは、愛情の一表現であり、愛することと働くことは表裏一体なのです。
「労働」を使役されることととらえれば、愛だのへったくれだなどと言ってられないでしょうが、
同じやるなら、愛することととらえてみてはどうでしょう。
そうなると、「食うために働く」のではなく、「働くために食う」ことになります。
働くことが主目的となるわけです。
人を愛せば、働きたくなります。
一生懸命働けば、今度は周囲から愛され、求められます。
そうしたら、もっともっと働きたくなります。
ここで言う愛するとは、「自分のものにしたい。独占したい」ということではありません。
全くその逆です。
“個”の存在とし認め、尊重し、敬うということです。
相手を“活かす”という愛情です。
自己都合に合わせようとするものではありません。
互いが相手を活かしあってこそ、依存しない自立した主体的な生き方ができます。
自分を愛することも教えられなかった子どもたちが、自分を粗末にする生き方を選んでしまっている
ようです。
結婚や彼女ができたという報告に、心が温かくなったお正月でした。
今年もどんな青年たち、ご家族の成長が見られるのでしょうか。
楽しみです。
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