解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
自然と共に生きる
昨夜は満月でした。
月に限らず、朝日や夕日を観ると何か落ち着きます。
しかし、同じ月でも所が変われば狼に変身します。
かのマイケル・ジャクソンもスリラーのPV映像の中で、狼に変身していました。
日本は、お団子を供え、手を合わせます。
他国の人から見たらどう感じられるのでしょうね。
大分前に読んだ藤原正彦氏の『国家の品格』という本の中で著者は、こういった日本人の特質を
論じています。
論理だけでは世界は破綻するといった自説の中で、論理の出発点を正しく選ぶために必要なものは、
日本人のもつ美しい「情緒」や伝統に由来する「形」であると述べています。
その中でも、自然に対する繊細な感受性をあげ、取分け、虫の音を楽しむことは、欧米はもとより、
中国や韓国にもない習慣だということを紹介しています。
以前角田忠信教授の『日本人の脳』で、日本人の脳は、情動の働きが左脳(言語脳)で扱われ、自然
界の音(虫の音、川のせせらぎ等)なども外国人と違い、左脳で処理することを読んだことがあります。
これによって、俳句や短歌などの文化も生まれたのでしょう。
四季のはっきりとした環境に暮らす日本人は、自然に対する畏怖心や跪く心をもち、自然と共生する
生き方を行ってきた民族です。
近代は、生活そのものが欧米化し、このような日本人が誇るべきものが失われていっているようです。
当協会では、前回お話ししたように『生かされている命に支えられて生きている自覚(エコロジー)を
信条とし、それなしでは存在しえないものへの感謝を基とした生き方』を指導理念としています。
バックボーン(精神的支柱)という言葉がありますが、現代の家庭の中には、精神的大黒柱が
失われているような気がしてなりません。
現在、来年1月、2月に実施される福岡県の事業~青少年の健全育成サポーターが手をつなぐ~
がんばれ!「ふくおかっ子応援団」フォーラムの準備を進めておりますが、福岡県の少年非行は
全国的にも高水準です。
子どもたちの心の荒廃は、家庭が源です。
フォーラムの分科会の中で、どういう家庭の状況から不登校やひきこもりが起こってしまうのかを
元当事者の親御さんたち自らが演じる事例劇https://www.interbrain.co.jp/lecture/を公演する
予定です。
今こそ、自然と共生してきた日本人本来の感性を呼び起こし、生命を中心においた心の教育が必要
な気がしてなりません。
ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/06/post-2.php
当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/
お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)
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【熊本出張相談会】
12月9日 (要予約 0120-870-996)
熊本市五福公民館
12月8日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館
12月9日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館
【北九州出張相談会】
12月5日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
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