解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
高校での講座
福岡県青少年問題地域講座で某公立高校へ出向きました。
約50名の先生方を対象に不登校の背景をお話しさせて頂きました。
アンケートの内容をいくつかご紹介しましょう。
親の無関心が、子どもに存在価値がないと思わせ、夢や目標をもたなくさせる。
こんな風にならないように関心をもっと高めたいです。
私も子どもが3人いますが、親としてのかかわりを改めて気をつけたいと思いました。
躾の場で、存在自体への否定が二度と失敗したくないという気持ちにさせ、結果何にもチャレンジ
しなくなる。自己否定して辛い思いをしている生徒に自己肯定できるように修正を手伝いたい。
日頃から「一人一人の生徒をしっかり見て本当に必要な支援をしていかねば」と思いながらも、
無力な自分に「まだまだやれることはあるよ」とメッセージをもらったような気がします。
と言いながら、教員としての目以上に、我が子たちへの「親としてのまなざし ありかた」を全力で
考えてしまいました。誰より今日のお話で救われたのは、うちの子たちかも知れません。
何より講演が終わったあと、職員の誰と話しても「何より“我が子”に対する自分のダメさに
気づいた」という親としての思いが強かったので、「これは是非保護者の皆さんにも届けたい」
「私たちも教員としてではなく親として一緒に学ぶ場を設定してはどうか」と思い、さっそくPTA担当の
先生に言いにいきました。
私も次男が高校2年時に不登校となり、とても悩んだ時期がありました。今日のお話をその時期に
保護者として聞かせていただくことができていたら、子どもの気持ちももっと早くよく理解できてい
たのではないかと思います。
保護者の接し方、考え方が変わらないと子どもは自立して自分の人生時計をすすめることが
できないのです。
不登校の子どもをかかえている保護者に対してアドバイスしていただく場を設定していただけない
でしょうか。
学校で講演をおこなった場合、きまって先生方は、途中から生徒のことではなく、わが子のこととして
聞いてしまうようです。
それぐらい、どこの家庭でも充分起こりうるようなことなのです。
私がお話しする内容は、全て実例であり、当事者の子どもたちから聞かされた生の声です。
だからこそ、聞かれる方たちは皆怖くなるのです。
高齢者に聞いて頂く機会では、「自分たちは子育てが終わってもう間に合わないけど、孫のために
母親たちに話して聞かせます」といった感想が多いです。
私どもは不登校・ひきこもりの予防啓発のための講演活動もおこなっておりますので、色んな場
で子どもたちの叫びを聞いて頂けたらと考えています。
日頃子育から遠いお父さんたちにも是非聞いて頂きたいことがありますので、お声をおかけください。
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ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
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