解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
たらちねサポートに参加すると・・・③
今日は福岡エリアのたらちねサポートでした。
毎回、学習会や交流会の時間に涙を落とされていた方が、帰るときには笑顔が戻り、参加者同士で
話がつきない光景が見られます。
主催側としても、共通の課題縁で出会った方々が、共に励ましあう姿を見ることは、とてもうれしい
ことです。
当事者家族の皆さんは、目の前の現実に困惑し、何をどう進めていけばいいのかに戸惑われて
おられます。
「どうしたものやら・・・」と悩む前に、何が起こっているのかを知る必要があります。
わが家の有事にどう対処していけばいいのかが分からず、ただただ思い悩んでしまうのは、子育て
のみならず、生きていくうえにおいてのバックボーンを持たないからです。
バックボーンというのは、精神的支柱です。
心の拠りどころとも言えるでしょう。
生きていくうえで私たちは、様ざまな困難にあい、苦悩することがあります。
今目の前にあるわが子の現状もまさにそうです。
しかし、この困難の中にあっても、自分に与えられた課題、試練と受け止め、その先にある、問題の
解決、自身の成長、家族の絆の回復をイメージし、学びを深めていく。
トラウマティック・グロウスという考え方を当協会では勧めています。
また、あたりまえのことも与えられた恵みと受け止め、「お蔭さまで」と蔭ながらの支えに感謝する。
なんでもない無事にも感謝、子どもの笑顔にも感謝。
子どもが笑顔でいてくれることは、決してあたりまえではないんだ。
笑顔でいられるように親が努力してこそなんだ。
それが十分できていなくても、笑顔でいてくれたことは、本当にありがたいことなんだ。
と、考えてみましょう。
その謙虚さが、学びの姿勢を養ってくれます。
「お蔭さまで、ありがとうございます」を口癖にして、自分自身が、わが子を蔭ながら支えていく
「お蔭さま」になっていきましょう。
わが子に問題が起こるということは、親としての役割を学ぶ必要、意味があるからだと心得て、
この子の親であることを噛みしめてまいりましょう。
たらちねサポート(自助会)では、現実の困難な状態から、決して目をそらさず受容し、様ざまな問題、
課題の解決を通して、本来の親子の絆、家族の笑顔を取り戻していくために何が必要かを学び、
生きていくうえでの心の拠りどころを得られるのです。
自燈明という経文をご紹介します。
おのれこそ
おのれのよるべ
おのれを措きて 誰によるべぞ
よくととのえし おのれにこそ
まことえがたき よるべをぞ獲ん
よるべとは、救い手のことです。
自らが自身の救い手、燈明となりたいものです。
ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/06/post-2.php
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