解決支援者の現場日記 : 旧ブログ
たらちねサポートに参加すると・・・②
前回お話しした受容、現実直視ができないということは、「否認」するということです。
事実を無きものとして目をそらし続けることです。
はたしてそれで、目の前のわが家に起こっている問題が、どこかへ都合よく消えてくれるでしょうか?
もちろん、どこへも行きません。
それどころか、事態はよりこじれ、深刻化していきます。
「否認」によって失われるものに、正直さや素直さといったものがあります。
これらが失われると、学びの姿勢が出てきません。
「事実をもって是を示す」で、目の前に起こっている出来事には、すべて必然的な理由、原因が
あります。
ですから、あらゆることから気づき、学ぼうという姿勢があれば、すべてを受容することができます。
学ぶことで、自分を成長させることができるからです。
「人生に問いかける」と申しますが、そういう意味では、私たちは、反対に人生から問いかけられて
いるのです。
現実に起こっていることから、何を問いかけられているのか、何に気づかなければならないのかの
答を導き出さなければならないのです。
わが子の不登校、ひきこもりが教えてくれているものは何か?
その理由、原因は?
子どもたちは、心に何ものかを抱え、苦悩し、留まってしまっています。
子どもたちへ寄り添うためには、理解が必要です。
痛みへの共感と現象への理解です。
そのためには、見えないものを観る眼が養われていなければなりません。
心は臓器ではありませんから、目には見えないものです。
物が動いて風があるのが分かるように、わが子の表情、仕草、行動などから心のシグナルに気づき、
そこに含まれるメッセージを読み取っていかなければなりません。
人は、自分が認識しているもの以外は、目にしても適切に把握できません。
食した過去の経験、認識があるからこそ、それが食べ物だと把握できるのです。
不登校、ひきこもりという現象への認識、理解があってこそ、わが子に現れていることから、隠されて
見えない問題を読み解くことができるのです。
そのことは同時に、自己洞察を深め、自分自身や家族がこれまで以上により鮮明に観えてくるという
恵みを与えてくれます。
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