解決支援者の現場日記

ひきこもり・不登校~親と子は一心同体ではない①


健全な自己愛が育っていない親は、わが子から愛されたい、守ってほしい(愛の逆流)という

思いから、わが子との「境界」を踏み越えてしまいます。




「境界」というのは、自分が他の人とは別の独立した存在であることを保証するものです。

ですから、それが侵されると双方に様々な不具合が生じてきます。

具体的にあげてみましょう。




親が子どもを仲間のように扱う例です。

これは、友達親子と言うと聞こえはいいですが、年齢に相応しくない情報を子どもに知らせる

ことです。

未成熟な子どもに、大人でないと分からないようなことを相談したりです。




よくあるケースは、母親が娘に夫(父親)や姑への愚痴を聞いてもらうといったようなことです。

あたかも子どもをカウンセラー代わりにしてしまっているのです。

以前にある青年が、「父親が自分を膝にだっこして転職の相談をされたことがあった」と

聞かせてくれたこともありました。この父親は転職が度々あったそうです。

膝にだっこできる年齢ですよ。困惑するのは当たり前ですよね。




こういう状況がありますと、子どもを「親は弱すぎて自分を守れない」と不安がらせます。

当然、自分に悩みがあっても、親には相談しようがありません。

親は、頼れる存在にはないのです。

親は親であって友達という立場の関係性ではありません。

立場をはき違えると、負うべき責任を負わず、子どもに無用な責任負わせることにもなります。

(続く)









※現在、オンラインでの無料相談も承っております。(スマホ、タブレット可)
お申込み、お問い合わせは、メールでどうぞ。




行動する親たちの学び場です。

地域の当事者家族会に参加して落胆している方、ここでは希望を実感できますよ!

【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】

https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine


現状に対して、何からどう始めていけばよいのかを研鑽し合う親の学び場です。
【和(やわらぎ)塾】
https://yawaragi-jyuku.hp.peraichi.com


新プロジェクト〈OKAGESAMA fellowship〉開始!

https://peraichi.com/landing_pages/view/okagesama567
これまでの、かえって長期化を招いてしまっている家族会や居場所とは
違う当事者家族にとって本当に必要な「行き場」の提供です。




メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】

https://www.mag2.com/m/0000282169.html


プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】
※現在オンラインで一人からでも受講できます。

https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/



不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉

https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/


アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】

https://www.interbrain.co.jp/acblog/

 

ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。

【生活機能回復訓練  生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/



毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約  0120-870-996 )

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

 



引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
 NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp



記事一覧を見る

ブログTOPへ戻る