解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~成長の可能性への信頼②
前号の新聞記事に揚げられていた方の意見の中にもあったのですが、メディアで報道される記事には
これまでも「社会が理解し容認すべき」と言った主張が目立ちます。
就労ありきの支援が適切ではないということは、ひきこもりの実態が見えていれば最初から分かり
きったことですから、今さらという感もありますが、もちろん社会、周囲(家族)の理解は必要なの
ですが、それより問題は、環境(社会)が自分に合わせて(分かって)くれるべきだという考え方です。
問題解決のための前提は、環境は自分の都合に合わせて自然と変わってはくれないということです。
この記事の中でも、「無理ならゆっくり休んで次を探せばいい。そんな支援こそ、苦しむ人を
つまずきから立ち直らせ、社会参加を促すのでは」と、語られていますが、ゆっくり休ませること
よりも、無理ではなくそれが出来る状態に育成してあげること、つまずきから立ち直る方法を身に
備えさせる支援こそ必要なのです。
環境に振り回されず、流されず、環境に自らはたらきかけていく主体性がより良く生きていくため
には欠かせません。
「社会が変わるべき」と言った論調の報道では、出来ないままの状態に合わせてあげるべきといった
意味あいが強く、当事者たちが成長してそれを克服していくといった視点が全く欠けています。
つまりひきこもりは、社会的弱者のままといった認識です。
だからこそ、簡単な作業からさせて、人にも少しずつ慣れさせていくという支援にしかならないのです。
そして、『ただ、社会の中にいてもいいんだ』と感じられる支援といった極端で、無責任な発想に
なってしまいます。
(続く)
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