解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~解決のために必要なこと⑥
解決していく家族(A)、長期化させる家族(B)の違いを説明します。
Aは、常に解決法を考え、Bは、常に他者の問題点ばかり指摘します。
Bは「過保護、過干渉だから」とか「子育てに非協力的だったから」とか、自分以外に責任転嫁し、
他者を責めます。
よくある犯人捜しですね。
先にもあげたように、人間はとかく責任転嫁して自己正当化しやすい生き物です。
わが家に一大事が起これば、自分はその原因には関わっていないと思いたいものです。
ですが、犯人捜しはいらぬ争いを招いてしまいます。
犯人にされた方はいい気持ちがしませんからね。
そういう意味でも、犯人捜しは無用です。
がしかし、私が無用だと申し上げるのは、そういったことよりも、犯人は家族全員だからです。
全員ですから、もちろん本人(わが子)も含まれています。
ですから、捜すという必要がないのです。
わが子に起こっている出来事(病気等ではなく)その原因に、両親が何ら関わっていないことなど
あり得ません。そして改善が進まない原因には本人の生き方が大きく関わっているのですから。
今こそ、動けないわが子のために両親が意思統一をはかり、一致協力していかなければならない時に、
互いが責め合っても何も生まれません。
もしそうであったならば、その両親の関係性がひきこもりを招いた一因でもあるとの認識も必要です。
お互いそれぞれで自己反省をすればいいんです。自分で反省すれば腹も立ちません。
そして互いで労いあえばいいんです。
「お母さん、いつもご苦労さま。感謝してます」
「いえいえお父さんもお疲れでしょう。ありがとうございます」
「一緒に力を合わせて解決していこう」
そうして励ましあいわが子を救っていくんです。
重要なことは、わが子が何ができなくなってしまっていて、動けなくなっているのか。
どういう不安感を抱えてしまっているのか。
どういった経緯、背景があって今に至ったかを確認し、その上で適切な解決法を行っていくことです。
誰が矢を放ったかを詮索する前に、傷をおったわがこの手当て(解決法)を真っ先に行うのが道理です。
(続く)
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