解決支援者の現場日記
わが子と共に成長していく ②
「今からでも自尊心を具えさせることができるのでしょうか?」
「自信をもたせることはできるのでしょうか?」
という質問が親御さんからよくあります。
時期をはるかに超えた、すっかり年齢だけは大人になってしまっている
わが子の今のありようを見ていれば、そんな疑問が出てもムリもありま
せん。
自尊心や自己信頼感は、他人が自分をどう評価しているかで決まるもの
ではありません。
他者より秀でた能力があるから尊く信頼できるではなく、
どこへ心を向けているか。
どこを常に見つめているのか。
何を心がけ、どういう心がまえでいるのかが信頼の根拠になっている
のです。
他人の基準ではなく、あくまでも自分自身の基準に従って生きていく
のです。
親が、常に他者と比較し、競い合わせることにあまりにも慣れ親しま
せてきたせいで、子どもたちは、他者より何か秀でた能力(勉強や運動)
がないと、何も自信をもてなくなってしまっています。
容姿など、分かりやすい目に見えるところだけに囚われ、コンプレッ
クスを抱えてしまうようにもなってしまいます。
私たちは、自己を敬うべきであって、決して蔑むものではありません。
自分に抵抗せず(争わず)、受け入れ、成長と上達を心がけ、与えられ、
支えられていることに感謝し、自他のためになる志、目標をもって、
そこに向かって人生を切り開いていく。
他人よりも優れた存在である必要はなく、ありのままの自分(不完全な
自分)であることを喜べる自分になっていく。
その姿勢と態度があれば、その自分に敬意と誇りをもって、信じていけば
いいのです。
そういう自分にしてあげるためには、条件つきの愛情(親の期待にかなった
時だけ愛する)ではなく、ありのままを認めてあげられるように親自身が
ならなければなりません。
わが子が自分を粗末に扱う場面があれば、即座に改善のためのはたらき
かけを行ってください。
現状の改善のためには、新たな知識、概念を得ることで、視野を広げて
いくことが必要です。
そうなれば、多様性を享受でき、寛容さも具わってきます。
性格を変えて、未来を変えていくというよりも、思考法を習得し、知識
を活性化し、新たな視点からものごとの解釈を創造的にやり直していく
のです。
未来を託せる(預ける)ことが出来る自分にしていくことが最も大切こと
なのです。
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