解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~見たて違い①
1998年12月精神科医の斎藤環氏が『社会的ひきこもり』を著してから、全国的にひきこもりが
クローズアップされ、1999年には〈全国ひきこもり家族会連合会〉が組織され、国もこれまで、
各地域に相談窓口を開設するなど、様々な取り組みを図ってきました。
しかし、近年「8050問題」といった呼称で長期化による事態の深刻化が叫ばれています。
いったいなぜでしょう?
それは、適切な支援が当事者家庭に届けられていないからです。
そもそも、〈当事者〉として位置付けているのが、自室に閉じこもる青年たちとしています。
家族療法で〈IP(Identified Patient)患者と見なされている人〉という概念がありますが、
まさにそれです。ここから既に誤っています。
当事者は、両親も含むのです。
先の家族会連合会をはじめ、全国に家族会が点在しています。
行政が主催しているものもありますが、その多くは、わが子がひきこもって困ってしまっている
親たちの集まりといった様相になっています。
親も当事者という意味は、ひきこもりという現象を起こしている当人ということです。
ここにこそ解決の糸口が隠されているのです。
ひきこもり者たちが自ら相談に訪れることはないので、親たちにはたらきかけるしかないといった
対応がようやく見えてはきましたが、それでも実際は単に
「親の話を聞こう」
「安心させる環境が必要です」
「ありのままを認めてあげましょう」
「信じて見守ってあげましょう」
といった助言にならぬアドバイス(?)にとどまっています。
行政の窓口に行ったり、せっかく家族会に参加したのに、ガックリと肩を落とした嘆きの声も多く
聞かれます。
先の斎藤環医師が近年オープンダイアローグ(対話)という手法の実践を説いておられますが、
改めて主張するまでもなく、絆の病としての愛着障害を抱えたひきこもり者たちへの愛着アプローチ
には、対話は欠くべからざるもの。と言うよりも中心をなすものです。
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