解決支援者の現場日記

ひきこもり・不登校~解決のための要②


またこういう疑問を、やはり支援する立場の方から問われたことがあります。

私のメルマガのタイトルにある〈ひきこもりは動けないから解決できる〉という意味がどうしても

分からないというのです。

かねて訪問支援などが、本人にも会えず徒労に終わることが少なくない状況での切羽詰まった疑問です。




引きこもりは、本人が動けない(動かない)というのが大前提です。

であれば、動ける親、家族が動くしかありません。

ですがそれが結果として解決への道を開くのです。

なぜなら、親が原因に深く関わっているからです。

もっと言うと、親自身も引きこもり現象の当事者だからです。

本人が動かないから仕方なく親が動かざるを得ない。

でもそれが、結局事態を解決に導く。

それが〈動けないから解決できる〉の意味なのです。




動かないからこそなのです。

なまじ本人が動けば、かえって親は動きません。

本人がネットからSOSを出してきた時に多くが支援につながらないことがそれをよく物語っています。

「ご両親にここ(当協会)のことを伝えなさい」と促しますが、つながらないのです。

「自分で動けばいいだろう」と親から返されて終わるのです。

自分で動けるくらいならそもそも引きこもるなどしていません。

「8050問題は、親がつくっている問題です」と、かねてから私が申し上げているのは、こういう

理由からです。




親が担うべき責任は、まず「先に動く」ということです。

そして過度に自罰的にならない。

何の反省もないのも困った問題ですが、過度な自責感も、かえって責任の遂行から降りてしまい

ます。
「親の資格がない」と。

そして償いとして面倒を見続ける(長期化)のです。

(続く)









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