解決支援者の現場日記
不登校・ひきこもり家族会の目的・意義 ⑤
何ごとも、現状の改善をおこなっていくためには、「現実の受容」が最も
重要ですが、それは最も困難なことでもあります。
特に、問題が大きければ大きいほど、痛みを伴うものであればあるほどです。
この〈受容〉ができなければ、解決のスタートラインにも立っていない
ことになります。
不登校やひきこもりが長期化しているのは、親が〈わが子がひきこもって
(不登校して)いる〉という現実を受容できないでいるためです。
では、どう工夫すれば〈受容〉ができるようになるでしょうか。
それに深い示唆を与えてくれる考え方があります。フランクル心理学です。
ビクトール・フランクルの『医師による魂の癒し』にこうあります。
『人間は、人生から問われている存在である。
人間は、生きる意味を求めて問いを発するのでなく、人生からの問いに
答えなくてはならない。
そしてその答えは、人生からの具体的な問いかけに対する具体的な答え
でなくてはならない』
フランクルは、「我々は人生から問いかけられている存在」と述べました。
つまり、人生には目的も意味もすでにあり、自分の身に起こる様々な出来事を
通して、問いかけられているんだと。
そこから答え(目的や意味)を読み取っていくことが、私たちに与えられた
「課題」というわけです。
わが子に起こる問題は、親として気づかなければならない課題が自身にある
から、わが身に起こっていると捉えてみましょう。
「天は事実をもって示す」ということばがあります。
天とは、「道理」です。
そのことが起こる原因は、必ず自分自身がつくっています。
事実起こっていることに謙虚に向き合い、そこから自身の成長のための課題を
見出すことです。
「自らの問題は、自らが主体的に責任をもって解決していく」それもまた、
ものの道理です。
「天は、自ら助くる者を助く」ということばもあります。
道理にそって生きる者は、道理が守ってくれるものです。
親が成長(発達)していけば、自ずとわが子の現状も改善されていきます。
わが子の成長、発達の妨げ、障害にならないためにも、人生からの問いかけに
真摯に答えていきましょう。
メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】
http://archive.mag2.com/0000282169/index.html
行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方。ここでは希望を実感できますよ!
【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】
https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine
ひきこもり者たちの苦悩の叫びをあなたの街に届けます。
当事者の声からこそ、適切な解決法が見えてくるのです。
【福岡ひきこもり救援集会】
https://peraichi.com/landing_pages/view/event996
不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉】
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/
アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】
https://www.interbrain.co.jp/acblog/
ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。
【生活機能回復訓練 生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/
プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/
【毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996 )
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp