解決支援者の現場日記

ひきこもり・不登校~支援を必要とする意味


ひきこもり者たちは、周囲からの促しに対して、素直に行動に移せる状態にはありません。

反発、抵抗など、背中を向けることが通常です。

そのことに家族は、いらだちを感じたり、落胆もします。

ですが、それが「支援」が必要な状態にあるということなのです。




ひきこもり問題に向き合うためには、「涓滴岩を穿つ」「面壁九年」の精神が必要です。

「面壁九年」は、達磨大師が壁に向かって九年間座禅をくんで悟ったという故事からのものです。

また、雫も何年も落ちていると固い岩にも穴を空けますね。

ひきこもり者たちは、家族の声に何の応答もしない場合も少なくありません。

すると家族もだんだん声もかけなくなったり、「いい加減にしろっ!」となったりします。

それでは解決するはずもありません。

語らぬ壁に向かって語りかけ続けるくらいの覚悟が必要です。




ひきこもり者たちは何ができないでいるのか。
 
「不登校」「ひきこもり」そのものは、病気や障がいではありません。

ですが、日常生活に著しい障害をきたしています。

〈自制能力の欠如〉
 衝動の抑制、自分を癒す力、自主性、忍耐力、持続力、自制心
 
〈人間関係の構成能力の欠如〉
 共感能力、信頼感、情愛、相互性、表現能力、人に対する尊敬心
 
これらの欠如によって、生活機能の基本的な挨拶・返事・後始末もできなくなってしまっています。

ですから治療ではなく、訓練による再教育が必要な状態なのです。

そのためにも、親の「面壁九年」の修行(自己教育)が必要です(笑)。

目標はわが子の自立です。

理想の姿と現状の差を縮める、差を取る。それがさとり(悟り)です。

日ごとに目標に近づけていきましょう!

「岩を穿つ」








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