解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~依存症の家族に学ぶ②
『依存症者が飲酒による結果から自動的に逃避することを、家族が可能にしている限り、依存症者は
自分に飲酒の問題があることを否定し続け、助けの必要性を否定し続けることができる』
これは、本人が取るべき責任の肩代わりを家族がしてしまうということです。
アルコールの過剰摂取、強迫的摂取自体が自身が抱えている苦悩からの逃避なのですが、その飲酒
により周囲へ様々な困った事態を起こすわけですが、家族はひたすら耐え、本来本人が取るべき責任
を「仕方がない」と、肩代わりしてしまうわけです。
「どうせ言っても無駄だから」という理由からです。
それを続けていれば、責任を負うことからも逃避することを手助けしてしまうことになります。
と言うことは、依存症者は何も困りませんので、自身が問題を抱えている認識もありませんから、
結果改善のための助けの必要性も認めないわけです。
ひきこもりも全く同じです。
本人が取るべき責任を親が肩代わりしている限り、自分の生き方が支援を必要としてる状態にある
という認識をもちません。
実際、ひきこもり者たちからの声に「働かないと食っていけないはピンときません。食べていけて
ますから」とか、「急ぎ困ったことも無いものですから」といったものがあります。
また、こういうこともあります。
壁に穴を開けたり、物を壊したりといったことがあった時に、何事も無かったかのように、家族に
よってきれいに片づけられ、本人に対しても何もそのことに触れない。
もちろん、ケースバイケースですが、本人はひとつの事件を起こしているわけですから、何らかの
応答があると思っています。
それが何事もなかったように処理されてしまうと、その後自分の行動に何の責任も取らなくなります。
「取らなくていいんだ(何をしても許される)」という判断に落ち着くわけです。
こういったケースがまま見受けられるのには理由があります。
ある勘違いを親側がしてしまっているのです。
次回述べてみましょう。
(続く)
※現在、オンラインでの無料相談も承っております。(スマホ、タブレット可)
お申込み、お問い合わせは、メールでどうぞ。
行動する親たちの学び場です。
地域の当事者家族会に参加して落胆している方、ここでは希望を実感できますよ!
【不登校・引きこもりフォーラム〈たらちねの会〉】
https://peraichi.com/landing_pages/view/tarachine
不登校・ひきこもりオンライン家族会
メールマガジンはこちらです。ひきこもりの原因と解決法が分かります!
【ひきこもりは動けないから解決できる!】
https://www.mag2.com/m/0000282169.html
プロの解決実践者の養成講座です。当事者家族も学べます。
【家族援護士養成講座】※現在オンラインで一人からでも受講できます。
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/
不登校・ひきこもり・アダルトチルドレンのメンタルケア
【付設心理教育カウンセリング・オフィス〈ふぉーらむ北辰〉】
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/about/
アダルトチルドレンを超えるためのブログはこちらです。
【アダルトチルドレンからの回復】
https://www.interbrain.co.jp/acblog/
ひきこもり期間中 に喪失した自律性や社会性を回復していきます。
【生活機能回復訓練 生活道場】
https://www.interbrain.co.jp/seikatsu_dojo/
【毎週月曜日無料相談会】【毎週火曜日若者おしごと相談室】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996 )
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
引きこもり・不登校・発達障害の相談解決
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp