解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~人格形成の基盤作り②
前回、生き方の起点、前提ということを述べましたが、生きていく上で最も大切なことは、
〈人との架け橋〉をつくれる子に育てるということではないでしょうか。
不登校、ひきこもり者たちは、人から遠ざかる、身近にしない生き方をしています。
架け橋をつくれない状態です。
なぜか?
自尊心や自己信頼感が健全に育っておらず、自己認識が極めて否定的だからです。
そのために、自己受容ができず、健全なアイデンティティ(自分らしさ)が構築できず、主体性を
欠いた依存的な生き方になってしまっているのです。
あるがままを容認されず、愛着欲求の未充足の状態です。
これを私は“乞い煩い”と言っています。
温もりを乞うているのです。
親はわが子への愛おしさから、勝手な期待をかけていきます。
その期待に応えてくれている時は愛するのですが、そうでない時は愛さないといった
「条件つきの愛情」となってしまってることが少なくないのです。
「そんなことは決してない」と言いたいでしょうが、機嫌にそれが現れているものです。
無償の愛は難しいものです。
親子という間柄で気をつけなければならないことは、子どもとの関係性の乱用です。
乱用というのは、親の都合で子どもを動かすことです。
「あなたのためよ」と言いながら、どっこい自分のためだったりするわけです。
自分の意志を尊重されなければ、子どもは自尊心をはぎ取られ、自分を無価値な存在と認識します。
そうなれば、『生き辛さの正体②』で述べた「見知られ不安」「さとられ不安」といった不安感を
抱えます。
他者との関係が親密な関係になることに恐怖するのです。
親密さというのは、自分らしさをお互いが認めあえている状態のことです。
自分らしさが無価値であれば、当然人を遠ざけます。
“乞い煩い”の原因は、わが子を愛してこそいても、わが子への敬意が足りず、エゴでわが子を
吞み込んでしまった結果なのです。
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