解決支援者の現場日記
援助者としての親 ⑦
親が援助者になり得るためには。
援助者である前に、当事者であることの自覚が必要です。
ひきこもり現象は、親子の共同作業で発生しています。
自室にいるひきこもり者一人だけでは、ひこもりは継続できないのです。
当事者であるわけですから、自身が自らを助ける『自助』が必要です。
自助ができてこそ、わが子の援助ができるのです。
シリーズ④でも述べたように、今まで知らず知らず〈ひきこもり〉を
援助してきてしまいました。
これからは、わが子を援助していくのです。
わが子にも『自助』を教えていかなければなりません。
では、自らを助けられるためには何が大切かと言いますと、
「自分の人生に責任をもつ」ことです。
目の前の現実を否認したり、責任転嫁、責任放棄をしないことです。
わが子がひきこもっています。
わが家に起こっています。
〈わが(私の)〉ですから、自身の人生に起こっている出来事なのですから、
その解決のためには、自分が責任もってことにあたるしかないのです。
自分がとってきた(判断・選択してきた)何が今を招いたのかを振り返り、
自分の過ちを認め、真摯に受け止め、誠意をもってそれを改めていかな
ければなりません。
そして、より良い状態にしていくためには、自分やわが子に何が必要
なのかの判断ができるようにならなければなりません。
わが子が要求するもの、欲しがるものを与えれば、改善していくのでは
ありません。
あくまでも必要なものを与えていかなければ、事態の改善は見込めません。
何が必要なのかを判断できるためには、学ぶしかないのです。
向上心をもって、自己の成長、発達を促していくのです。
向上心を妨げてしまうのが慢心です。
目の前の問題に敬意をもって向きあい、抵抗せず謙虚に受け入れていく
ことが大切です。
その姿勢が、わが子の心を動かしていくのですから。
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