解決支援者の現場日記

援助者としての親 ⑤


不登校、ひきこもりの解決のためには支援が必要だということを述べました。

何ごとも自力解決が困難な場合は、周囲からの助力協力を受けた方が早い

のです。




助力や協力、援助を受けることを恥ずかしいこと、みっともないことと、

ネガティブに捉えている人がいますが、助力や協力をもらえるのは、信用

があるからです。

かねてからの信用がなければ、いざ困って助けを求めても得られません。

ですから、世の中で高い信頼のある人の周りには、「お手伝いさせてください」

「一肌脱がせてください」と困ってなくても多くの人たちが集まります。




ひきこもり者たちに「なぜ誰にも相談しなかったの?」と尋ねた際に、

「相談しても答えてくれない気がして」と答えることがよくあります。

これは、自己信頼感が低いため、「自分なんかに親身になってくれない」

といった懸念があるからです。

つまり、自分自身が自分を信用できていないのです。

ですから、上手な支援の受け方の一つは、自分自身はもとより、周囲から

の信用・信頼を得ることです。




助力、協力を受けられるだけの信用・信頼というのは、その問題を本気で

解決しようとしているかといった姿勢
に対して向けられます。

では、その本気さとは?

「わが子がひきこもって動かず困っています」ではなく、「私が動きます」

「何でも愚直に実行します」といった素直さや、特に自分の誤りを認められる

正直さ
です。




かねて相談をお受けしている中で、時折、「自分自身が子どもと向き合う

ことから逃げていた」
と反省をつぶやかれる親御さんがおられます。

そういった際、その事態に対しての謙虚さ潔さにこちらの姿勢が改まり

ます。

敬意をもってそれにお応えしていく責任意識が強まるのです。




本気になるということは、そのこと(目的)のために、最重要なことを最優先

で真剣に行っていく
ということです。

わき目もふらず、いらぬ心配(体裁を整える)もせず、一心不乱に実行して

いくことです。

こういった姿勢、態度が実は、周囲からの支援だけではなく、わが子をも

動かしていくのです。

私が行なっている支援法が、長期のひきこもりでもその多くでアウトリーチ

(訪問支援)を必要としないのは、ここに理由があるのです。







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