解決支援者の現場日記
ひきこもり(不登校)~頼ってていいですか?
長期化した理由を尋ねた際によく聞かれるのが、
「本人に言っても耳を貸さない」
「やる気が出るまで待っていた」というものです。
「ゲームばかりして、あきれて、情けないです」と嘆かれます。
さて、今のままの状態で、いつか動き始めることを期待できるでしようか?
情けなくなるような状態にあるわが子が、自分から動き出すようなことがあるんでしょうか?
これでは、わが子次第となってしまいますね。
「わが子頼り」です。
「あきれる」と言いながら、そのわが子に頼り切っていますね。
これが主体性の欠如です。
言ってすぐに動き出すくらいなら、最初からこういう風にはなっていません。
「やる気さえ出れば・・・」と言っても、それがないのがひきこもりや不登校なのですから。
やる気を引き出すところからが、周囲(親)がやっていくことなのです。
「言ってきました!」「聞かないんです」「反発されます」
こう返ってくることが少なくないですね。
どう言ったかを尋ねますと、
「将来をしっかり考えなさい!」
「勇気を出して頑張りなさい!」
「いつまでもクヨクヨしてもしょうがないでしょ」
こういった言葉かけが多いようです。
「結局は本人の問題ですから、本人がその気になってくれなければ」と最後はこうです。
「本人の問題」になってしまっているんですね。
やがて、声もかけなくなってしまいます。
これでは長期化するのは、無理もないです。
やる気を引き出すためには、そもそも意欲を萎えさせてしまっているものがあることに意識を
向ける必要があります。
不安を抱えているということです。
しかもその不安は、痛み(傷み)を伴っています。
腹痛で具合が悪ければ、御馳走も食べる気になれませんよね。
痛みを取るところから始める必要があるのです。
その痛みに、自分たち親が関わっているのですから。
親だからこそ、安心感も与えてあげられるのです。
やる気を応援するではなく、やる気を引き出すところからが、親の役目なのです。
(続く)
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