解決支援者の現場日記
ひきこもり(不登校)~手段の目的化
問題の解決をするためには、行動あるのみです。
考えあぐねてばかりいても、何も進みません。
「時が解決してくれるであろう」という考えは一切捨てて下さい。
長期化、深刻化するだけです。
ひきこもりには、時薬は効きません。
何事かの行動を起こす際に大切なことは、それが「誰のため」に行おうとしているのか、
「何のため」に行おうとしているのかを先ず、しっかり確認することです。
つまり、その行動の「目的」です。
目的が不明瞭であれば、どういう結果を出そうとしているのかがはっきりと分かっていないということ
ですから、当然望ましい結果は出ませんし、目的自体が間違っていれば、事態はさらに悪化します。
努力がムダになってしまいかねません。
ここでは、「誰のため」はもちろんわが子のためですよね。
動けなくなっているわが子を最優先にしなければなりません。
ところが、親側の困りごとを優先させてしまっていることが少なくありません。
「働かないで困っているんです」
これは、親の困りごとですね。
一番困っているのは、本人です。働きたくても働けなくて困っているのですから。
「学校行かなくて、困った子だねぇ」ではありません。
困ってしまっている子どもです。
だから、手助けが必要なのです。
「何のため」は、もちろん最終的には解決のためですが、そのためにはいくつもの取り組みが必要です。
その度に、必ずそれが何のためなのかという目的を問うのです。
目的を問う意義は、手段を目的と取り違えないようにするためです。
例えば、外出は手段ですね。
社会的生活を取り戻すためのひとつの手段です。それが目的ではありません。
ですが、それが目的化してしまえば、それに固執し、外に出すことばかりに躍起になります。
外出自粛で「あ~」と、落胆してしまうのです。
目的はひとつでも、手段は複数です。
手段は、臨機応変に変えればいいだけです。
こういったことが理解できていなければ、現状の改善すらままなりません。
現状の改善、問題の解決、わが子の苦悩の解消のために、親として何が必要かをもう一度、しっかり
考えてみてください。
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