現状の変革を起こすために必要な３つのポイントを述べてみましょう。

●まず自分が「現状はまだまずい」という点に具体的に気づいて、それを意識すること。

それなしには始まりようがありません。

長期化は、わが子が部屋にいるという状態が通常化し、〈あたりまえ〉になってしまい、

違和感を感じなくなってしまうからです。

通常は決して正常ではありません。

「そのままにはしておけない」という問題意識が必要です。




●自分が「それを変えたい」と希望し、さらに「変えるぞ」と決心すること。

これがない限りは行動がおきません。

何事も本心からそう思うことです。

「わが子を必ず救い出す」と決意しましょう。

現状に甘んじることが習い性になっていませんか？




●それを粘り強く、強制的に実行し続けること。それがないと、すぐ元へ戻ってしまいます。

決心覚悟です。

覚悟は、一旦決めたら何があっても、結果を出すまでやめないということです。

「言うことを聞いてくれない」は、言い訳になりません。

言うことを聞いてくれない状態にあるからこそ、支援が必要なのですから。

この子の親であるという自覚、責任を忘れてはなりません。

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