解決支援者の現場日記
ひきこもり(不登校)ーひと言申す~現実直視①
「受容」が大切だということは、常に述べているところですが、この「受容」を
勘違いしていることが少なくありません。
例えば、相談窓口へ行き、相談員から「お子さんのありのままを認めてあげて
ください」と言われ、「登校刺激を加えてはいけないんだな」「働くことばかり
言ってもいけないんだな」と、黙ってあるがままにしてしまっていることが多い
ようです。
「ありのままを認める」は、なにも「そのままにしておく」という意味では
ありません。そうすれば確実に長期化するのはあたりまえのことです。
ゲームやネットばかりしていようが、昼夜逆転しようがそのままにしていれば、
本人は「この生き方を容認してくれている」と勝手に解釈します。
日常化してしまったあとで「何やってるの!」と注意したからとて、
「何言ってんの?」と返されるだけです。
ごもっともなことなのです。
「受容」で大事なことは、わが子をどうこうよりも、先ず、親自身が、現実から
目をそらさないということです。
「現実直視」
ありのまま、わが子が動けなくなってしまっている事実を否認しないことです。
「うちの子は、まだ不登校ではないのですが」とか「ひきこもりではないのですが」
と言われる親御さんがいますが、訳を尋ねると「登校する日もあるんです。
まだまばらです」とか「外出はしているので」という答えが返ってきます。
体調不良でもないのにまばらに登校していれば不登校ですし、それこそ保健室登校
していれば統計上の不登校児童にはカウントされなくても、それはれっきとした
不登校です。
また、外出してようが、社会的生活をしていなければひきこもりです。
どこかでまだ現実を受け入れられていないので、こういう言葉が出るのです。
「否認」は抵抗ですから、争っているのと同じです。
事実と争っても勝ち目はありません。
認める(受容)ことで、解けてくるのです。
相談員の方も「お子さんのありのままを認めてあげてください」だの、
「信じて見守ってあげてください」という美辞麗句では、説明不足で無責任です。
(続く)
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