解決支援者の現場日記
ひきこもり・不登校~「8050問題」は防げる?①
「8050問題」が取り沙汰されるようになり、どうやったら防げるのかといったことを尋ねられる
ことが度々あります。
この質問の背景には、ほとんど「なぜこんなに長くひきこもってしまうのか?」といった疑問が
あります。
10年、20年、30年もの長い間、家の中だけに居ることが逆になぜできるのかと、不思議でしょうが
ないのです。
コロナ禍において、国民の多くは、外出自粛によりかなりのストレスがたまっています。
早く出かけたい、人と会いたいと願っているような状況ですから、これだけ長きに渡って社会生活
を送らないでいられることが、到底理解できないのです。
もっともなことです。
ですが、長期化の理由はいたって単純です。
ひきこもり者たちは、日毎に社会(人)への恐怖感を募らせています。
例えば、これまで生き慣れた場所に何らかの事情で足が遠のいていた場合、久方ぶりに出向く
となると、誰しも抵抗を感じますよね。
それが10数年、数十年に及べば、そりゃあますます行き辛くなるのは自然です。
つまり、長期化は、ひきこもり者本人は日増しに抵抗感が強くなっていくわけですから、そうさせ
ないためには、家族(親)が適切な対応をしていくしかないのです。
つまり、ひきこもってしまったことは本人に起因する問題ですが、継続、長期化はほぼ親の問題
なのです。
もちろん、いずれも本人だけ、親だけといったことではありません。
0か100ではありませんから。
「どちらが悪い」といったことではないのです。
その発想自体も、ひきこもり現象の発生に大きく影響している一因です。
「誰が問題解決の主体者か?」です。
長期化は、「本人が気づいて、やる気を出さなければどうにもできない」と考えていれば、解決の
見通しはたたないでしょう。
しかし、実際は先に述べたように親の問題、親が主体者ですから、充分解決の望みがもてるわけです。
なぜなら親は動けるのですから。
ではなぜ、これほど長期化が進行しているのでしょうか?
(続く)
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