解決支援者の現場日記
ひきこもり家族会が危ない!2-③~声(訴え)を知る
前回述べた学習会は、ひきこもり者の声(訴え)を前提に行っていくべきもの
です。
シリーズ④でも述べたように、ひきこもり者の声を知らぬまま、家族が寄り
集まっても意味をなしません。
ですから、学習会には、ひきこもり者の声を知っている(聞いている)支援者が
必要です。
最も必要なものは、シリーズ⑥で述べた〈先行く家族〉の存在です。
段階的な成果を実現している家族です。
私がこれまで、この〈先行く家族〉がいない家族会が少なくないことを
話しますと、どこかの家族会への参加経験がある方なら、あらかた大きく
うなづかれます。
当協会では、目的に応じて複数の家族会を運営していますが、継続的な
サポートをしている家庭の家族会では、当事者がすでに様々な訓練を受けて
いる段階に来ている家庭や、アルバイトや就労という形で、社会参加を実現
している家庭〈先行く家族〉の参加がもちろんあります。
これから、部屋から出てくるようにはたらきかけを始めていく家庭にとって、
とても励みになります。
最初は、皆同じだからです。動けないところからスタートしています。
そして多くが、アウトリーチ(訪問支援)を必要とせず、実現しているのです。
なぜ必要としないのか。単純です。家族が動くからです。
2-①でも述べたように、ひきこもりは親子の共同作業なのですから、親が
〈ひきこもり〉を支えるのをやめて、わが子を支えることに専念すれば、
ひきこもり者たちは、動けるようになるのです。
まだ、右も左も分からないという家庭に対して開催している家族会に、
「たらちねの会」というものがあります。
この会でも、〈先行く家族〉が参加者に自身の段階的成果の経緯を話して
くださる機会があります。
同じ当事者家庭からの暗闇から光を見い出していった家族の解決の歴史の
話は、どんな精神科医や研究者の話よりも具体性、説得力があります。
〈先行く家族〉の存在が、参加者を癒し、励まし、現状改善のための長い
困難な道程を乗り越えていく勇気を与えてくれるのです。
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