アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
関係づくり
このブログをご覧になっている方の多くは、生き辛さの中でも、人間関係に関して
それを強く感じている方だと思います。
恐らく、人間関係で悩まない人はいないでしょう。
では、なぜ悩んでしまうのかを少し考えてみましょう。
社会の中で人と関わっていくためには、他者と協調していかなければなりません。
その中で、自分の要求を伝え、実現をはかっていく。
この辺りのかねあいが、なんとも難しいところです。
自分を主張しながら、なおかつ他者からの要求とどう折り合いをつけていくか。
先ず必要なことは、他者に対して、自分を正確に伝えることです。
自己表現が不十分で、不適切ですと、周囲から誤って自分を認識されてしまい
ます。
適正に自分を理解してもらうためには、自分自身が自分を適正に認識しておか
なければなりません。
ここで、自己イメージの問題が出てきます。
「自分はダメな人間だ」
「どうせ誰も受け入れてくれない」
などの誤ったイメージがあると、自分を出すことを控えてしまいます。
また、何が自分らしさか、他でもない自分という独自性は、何かが分かって
いなければ、これもまた相手に表現することができません。
それから、他者を理解していくことが必要です。
他者を理解するためには、敬意をもって、関心を示すことです。
「敬意をもって」というのは、これから人間関係を構築しようという時に、相手も
また、自分とは違う、考えや感性、欲求をもった独自な存在であるということを
尊重するということです。
そして、より理解を深め、共感できるところは、共感していきたいという姿勢が
大切です。
人間関係の悩みは、“関係”で悩んでいることに気づいてください。
とかく相手の存在を問題としがちです。
相手の存在、意思を自分に都合よく変えることはもとよりできません。
「人格」は、互いの関わりようで変化します。
相手にどういった姿勢・態度で関わっていくかで、相手からこちらがどう関わられ
るかが決まってきます。
互いの関係性が改善されれば、相手の存在そのものに変化がなくても、状態は
良くなっていきます。
相手との調和というのは、互いが活かしあうということです。
「相手よし、自分よし」の関係性を築き上げていくことです。
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
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