アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
トラウマとコンプレックス
成人してからの生き辛さに影響を与えるものが、過去のトラウマであることはよく
論じられるところですが、もちろん生き辛さを招くものはそれだけではありません。
その他にコンプレックス、シャドーの影響といったものもあります。
コンプレックスについて最初にお話ししましょう。
コンプレックスとは、一般的に使われる場合「劣等感」という意味合いで使用され
ますが、ユング心理学でいうところのコンプレックスは、無意識の中の過度なこだ
わり、思い込み、誤った信念といったものを指すものです。
誰しも大なり小なり自分独自のこだわりをもっているかと思います。
ともすると、そのこだわりが自分らしさと勘違いしてしまっている向きもありますが、
生き辛さを招くような自分らしさであれば、とっとと捨てましょう。
こだわりの多くは、人生早期に家庭内(親から)で刷り込まれたものが少なくあり
ません。
ある判断をする時に、どうしても決まってそうしてしまう事があるのです。
「おまえは3日と続かないなぁ」など言葉で刷り込まれたものもあれば、父親に
何でも判断を仰がなければならないし、口答えするものではないと状況から刷り
込まれた場合もあります。
親の期待に充分に応えられなかった場合の親の落胆ぶりが顕著ですと、ありの
ままでは愛してもらえない存在なんだと、自分の価値をおとしめてしまうことも
あります。
こういったことがあると、自分をどうしても肯定的に受け止められない、自虐的、
自滅的なこだわり、コンプレックスを抱えてしまいます。
コンプレックスは、意識下から常に当人に影響を及ぼし、理性での制御もきかなく
なるのです。
このコンプレックスを外していくためには、その出処を探り、誤りであったことを自覚
し、新たな自己像を構築していくことが必要です。
次回は、コンプレックスとも深く関連するシャドーについて述べてみましょう。
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