アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
アダルトチルドレンへの処方箋~自己に対する敬意
あなたは自分をかねてほめることがありますか?
もしかすると、
「自分なんか何をやってもダメ」
「誰も見向いてもくれない」
「自分を必要としてくれる人間なんていない」
「ましてや愛してくれる人などいない」
「求められるために苦労するよりも、いっそ気づかれないでいた方がまし」
といった思いでいることの方が多いのかもしれません。
あなたをそこまでダメだと審判てしいる“自分”って、誰なんですか?
何様なんですか?
そこまで確信をもって自分をダメ人間と決定できるその自分って、よほどの人
(自分)なのでしょうから、その自分はたいそう信頼できるんでしょうね。
だったら、きっとドヤ顔(笑)で自信家でしょう。
あなたは、いつもその自信家の自分を頼りに生きていますか?
出来ていませんよね。
「誰も見向いてなんかくれない」といじけている自分が、ほとんど前面に出ている
と思います。
違いますか?
あなたは、自分に浴びせている否定的な言葉と同じ言葉を、遠慮容赦なく他人に
向けられますか?
よほどの非常識人でない限りできませんよね。
失礼ですからね。
ということは、あなたがかねてもし否定的な言葉で自分を非難しているとしたら、
あなたは自分に対して、とても失礼な態度で接しているということです。
礼を失した、無礼な態度ということです。
それでは自分を好きになんかなれるはずがありません。
無礼な人間を好きになれますか?
「自分に言っているんだからいいでしょう」と反論されるかもしれませんね。
それは、あなたが自分のことを〈我がもの〉としてしまっている証拠です。
「自分なんだから我がものって当たり前でしょう!」と怒られそうですが、だいたい
〈我がもの〉というのは、「どうしてもいい」が前提となりがちですので、成れの果は
くたびれたり、傷んだりしています。
ですから、自分であっても〈我がもの〉としない。
それは、自分に対しても敬意を表するということです。
例えば、職人さんは、道具をとても大切に扱います。
自分ものであっても、敬意をもってその道具に相対します。
ですから、道具からも逆に大切にされます。
道具から大切にされるというのは、長い間使える(交換がいらない)し、匠の技と
いったより細かい要求に、きちっと応えてくれるのです。
自分の手の形にまでなじんでくれます。
道具にも寿命があります。
つまり命があるんです。
だからこそ、敬意をもって扱う必要があるんです。
職人さんに限らず、いい仕事をする人は、道具に対しての姿勢から違います。
道具の寿命も伸ばすし、よみがえらせることだってします。
ですから、自分であっても〈我がもの〉とせず、敬意をもって相対するんです。
暴飲暴食や夜更かしなどして、自分をぞんざいに扱えば、「病気」というしっぺ返し
が自分からあります。
自分を批判し、貶めれば、同じように必ずしっぺ返しがあります。
「抑うつ」というしっぺ返しです。
敬意をもって自分と接し、
頑張りをねぎらい、失敗も励まし、努力をほめ、元気がなくなった時は慰めて
あげる。
尊重することです。
自分に対する失敬な態度を改めたら、自分から愛され、自分をより好きになれ
ます。
そして、自分の要求に応えてくれる自分になれます。
私たちが行き(生き)詰るのは、自分の思うように自分を動かせないからです。
挑戦したくても心が怯える。
行動したくても手足が動かない。
ある考えに囚われ、気持ちを切り替えられない。
など、セルフ・コントロール(自律)ができないことからの苦悩です。
セルフ・ヘルプ(自助)ができるようになるためにも、自分に対して敬意をもって
おつきあいしてまいりましょう。
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