アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
主体的に生きる
自助というテーマhttp://forum-hokushin.weblogs.jp/blog/2009/02/post-e4b7.htmlでお話
しした時に、主体性にふれました。
『小人閑居して不善をなす』(大学)という言葉もありますが、空虚さは依存を招き、主体性を
喪失します。
AC(アダルトチルドレン)の特徴のひとつが、この空虚さともいえるでしょう。
成育過程において、愛着欲求や、承認欲求が満たされず、その埋め合わせのために、人間
関係において自己制御がはたらかなくなります。
主体性とは何か。
ここでは、自己と自己以外との関係性という視点から、環境との対比で説明してみましょう。
主体性が発揮できている状態とは、
①周囲・環境・条件に振り回されず、流されず、支配されない
②周囲・環境・条件に対して常に働きかけ、創り変えていく
③すべてを受け入れ味わう
という状態です。
別の側面から申しますと、自己判断・自己決定・自己責任ができている状態です。
自分自身の存在、現実(選択、感情、行動、幸福)に責任をもって生きる。
主体性を発揮するということは、自分の人生や行動の原因をつくる責任が自分にあるという
ことを自覚するということです。
自己否定感が強い人間は、責任を負うことを極端に避けようとします。
失敗やそのことで周囲からはじかれてしまうことへの恐れからです。
責任転嫁は、他者への依存です。
責任を負うと言うことは、自由がきかず、ストレスがかかるような気がしますが、実際は、その
ことにおいて、主導権を握れるということです。決定権があるということです。
自己責任の自覚は、思考停止を防ぎ、現実受容を促します。
受容に関しては、前回もお話ししました。
自分が責任を持とうが持つまいが、人生からは責任をいやがおうでも取らされるものです。
ツケがちゃんと回ってくるのです。
だったら、主体的に生きていくことで、よりよい人生を創造していった方がよいのではないでし
ょうか?
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
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