アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
まっすぐな自分
まっすぐな自分とは、“ありのままの自分”のことです。
「クセモノ」という言葉が時代劇に出てきますね。あれは“曲者”と書きます。まさに曲がってい
ますね。
真っ直ぐな自分でいられるためには、素直さと正直さが必要です。
「ありのままの自分がちょっと素直さに欠けているのですが」という方もおられるでしょう。
そういう方はヘソ曲がりと言うのです(笑)。
どうして私たちは素直さと正直さが時に無くなるのでしょう。
それは、“否認”する我があるからです。
受け容れがたい現実
受け容れがたい自分自身
受け容れがたい苦悩
いずれも誰でもが体験していることです。
自分が認めていない恐れは、克服できない
感じていることを認めない苦痛は、癒すことができない
あると認めていない問題は、解決できない
自分が認めたがらない傾向は、変えることができない
“否認”は、あるがままを否定する自己を偽る行為であり、誠実さをも失います。
先ず自分自身を受け容れましょう。
とはいっても、すぐに自分を好きになることではありません。
恐らく、好きになれないでしょう。
欠点のある自分をそのまま受け容れるんです。
今が、その状態にあるだけです。これから先も変われないわけではありません。
いまそのままを受け容れ、自分の行動や選択の意味を知ることが大切です。
自己受容は、自分自身のために生きる、自分らしく、自分にふさわしく生きるために必要な
勇気です。
自分自身を共感をもって理解しましょう。
共感することは、味方にするということです。
否認するということは、認めない、敵にまわすということです。
受け容れられない自分がいたら、その受け容れられないでいる自分を受け容れてあげるの
です。「いま私は、まだ受け容れられないでいる」と。
決して闘わないことです。
そうしたら、少しずつ受け容れられるようになってきます。
それが自分を育てていく、育自です。
素直さと正直さが無くなれば、学ぶ姿勢が育ちません。
学びが無ければ成長はありえません。
成長がなければ、いつまでも自己評価は高まりません。
自己評価が低いままでは、いつまでも自己受容ができないままです。
まっすぐな自分にはなれません。
自分の過ち、欠点を素直に認める勇気があれば、「禍転じて福となす」ことができるのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
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