アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
新たな挑戦
小学校から不登校が始まった青年が、4月から夢に向かうために
専門学校へ進みました。高校から再出発をはかり、懸命に取り組ん
でいたことを否定されるような事に遭い、再び不登校になってしま
った青年です。その間、アルバイトに挑戦したり、自分探しに頑張
ってきました。右や左に大きく揺れ動きながら、時には自分をいじ
めるようなこともありました。そんな時、「自分の思うようにならない。
自分はツキから見放されている」とよく言っていました。
私は、「ツキ(運)のせいにしない。責任転嫁は解決の道を塞ぐ。」
とアドバイスしていました。
「自分の思うように」といった場合、この思いをチェックする必要が
あります。つまり、どう思っていたのかが肝心です。また、望む結果
を出すためには、段取り、計画が必要です。けっこう無計画でやって
いて、それでいて思う結果が出ないと嘆いている場合が多いのです。
これでは成果が出ないのは当たり前です。また、最初に立てた計画
をそのままにして、思うように運ばず途中で頓挫してしまっていること
もあります。計画は、常に見直し、修正が必要です。計画は立てっぱ
なしだと失敗する可能性は高いです。
ついていないから成果が出ないのではなく、成果が出ないような事を
やっているから成果が出ないだけです。偶然という発想法は気づき、
発見を妨げます。全て必然の結果と捉えれば、何故うまくいかなっか
を検討します。そこに気づきが生じ、問題解決の手立てが見えてきま
す。とかく人は責任転嫁をし易いものです。青年にも、夢の実現に向
けて計画を見直すことをアドバイスしたことでした。