アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
癒しは調和
人は過去の家族トラウマの傷により、痛みに対しての防衛法を身につけてしまっています。
それはほとんどが回避法であり、そのために現実直視を避け、新たな問題を生じさせる結
果となってしまいます。
その回避法とは、
見ていないふりをする。
感じなくする。
考えなくなる。
といったものです。
目の前の悲痛な現実を幻と思い込み、感情を鈍磨させ、思考を止めてしまうのです。
そうすることで、いささかでも痛みから逃れることができるからです。
しかし、それでは自分をごまかしているにしか過ぎません。
その痛みは克服されたものではありませんので、同じような状況(トラウマ体験)に再び遭遇す
ると、同じ回避法を選択してしまいます。
それはごまかしの対策であるだけに、現状に適応できず、今の生き方を脅かす自己破壊的
な行動を選択します。
痛みを克服するためには、傷を受け、その傷がうずいている事実をしっかり認識したうえ
で、癒すことを行っていかなければなりません。
防衛は、痛みに逆らおうとしてしまいます。
癒しは、快と不快を調和させていくことです。
筋力トレーニングを行う場合、適度な負荷(不快)を肉体に与えることで、その苦痛、疲労感は
やがて、筋力アップ、運動能力の向上といった快に変わります。
バーベルを降ろした時の脱力感といった快感もあります。
癒しとは、傷をかかえつつも、痛みに翻弄されないことです。
トラウマ体験に意味をもたせ、逆に成長の糧にしてしまうのです。
また、自己本来のごまかしのないありのままの状態が活かされていれば、痛みに意識がいか
ず(囚われず)、自ずと癒されていくのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
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