アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

すべてのモトは自分の内側に

因縁」という言葉がありますね。

「因縁をつける」とか一般にはあまりいい使われ方がされていませんが、物事が生じる内部

外部要因ととらえたらいいかと思います。

 

 

「因」が自分の側、中にある原因にあたるもので、「縁」が外部の環境条件です。

自分の身の回りに起こる出来事を「すべて原因は自分の側にある」ととらえる思考法は、現

状改善にとって大変有効的です。

 

 

「そんなー、やりきれないよぉー」という声が聞こえてきそうですが、原因が自分の側にあれ

ば、変えることが可能だということでもあるのです。

他人を自分の都合で動かすことはできません。

ですから、原因が他人の側にあれば改善は望めません。

 

 

相手がこちらの依頼に十分に応えてくれない場合でも、相手を責めるのではなく、頼み方に

問題があったのではと考えるのです。

たとえ相手が不誠実な人であった場合でもです。

不誠実な人間であったことを見抜けなかったのは自分ですから。

 

 

内に因有れば、外にそれを助ける縁生ず」という言葉もあります。

つまり、関わりあう人も含めて自分の周囲の環境は、自分という原因を通してできた条件だと

いうことです。

 

 

こう考えれば、必ず反省する習慣がもてます。

責任転嫁がなくなります。

グチが少なくなります。

自分から動く習慣が身につきます。

相手をバカにしたり、恨むことがなくなります。

依存心が少なくなり、被害者意識に凝り固まることがなくなってきます。

 

 

現状は、今の状態、ひとつの条件にしか過ぎません。

あらゆる条件は、絶対的に有利、不利と固定したものではなく、活用しだいです。

どう有利に活用するかを考え、望む結果を出すために必要な条件を自らが率先してそろえて

いくことが主体性の発揮です。

主体的な生き方に関してはこちらも是非ご覧下さい。
http://forum-hokushin.weblogs.jp/blog/2009/03/post-efe0.html

 

 

ACの究極の因縁論は、「自らが選んでこの両親の子として産まれてきた」という考え方で

す。

「そんなばかなぁ」ではなく、そういう前提に立ってちょっと考えてみるんです。

そこに何らかの必然性を介在させることで、新たな視点をもつことが出来ます。

偶然論は、突然意味無くわき起こったことですから、身の不運を嘆くしかありません。

必然論は、「他でもないなぜ私が?」という問いかけの答えも見いだせ、同時に自分(私)の

存在の意味、意義(必然性)を自覚することができるのです。

 

 

 

『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

 

AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/

 

NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/ 


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