アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
“否認”によって失うもの
ありのままの自分とは、真っ直ぐな自分とも言えます。
くせもの(曲者)という言葉がありますが、まさに曲がるといびつになります。
人が正直、素直さが無くなるのは、“否認”する自分があるからです。
現実の出来事が苦痛を伴うものであればあるほど、人はそこから目を逸らそうとし
ます。「現実回避」「直視恐怖」です。
自分が認めていない恐れは、克服できない。
感じていることを認めない苦痛は、癒すことができない。
あると認めていない問題は、解決できない。
自分が認めたがらない傾向は、変えることができない。
自分の失敗、過ちを素直に認める勇気があれば、「禍転じて福となす」こともでき
ます。
何ものかに怯え、何ものかを守るために自他を欺き、今に止まろうとしている(変化
への恐れ)その『不都合な真実』から決して目を逸らさぬことです。ありのままにそ
うである自分を受け容れることです。
正直さ、素直さは、成長していくためには必ず必要となる資質なのですから。