アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

ジェネレーション・ギャップ

長期の不登校・ひきこもりにおいて失われてしまうものを考えた時にひとつあげられるのが、 世代の共有があります。

 

実年齢と精神年齢に大きなギャップを生じます。空白の時期に本来経験していたであろうこと、同世代の人間と共有できていたはずの経験がすっぽり抜け落ちているわけです。
ですから、世代が同じである人間に対してもジェネレーション・ギャップを感じるのです。

 

なつメロや「〇〇世代」といった言葉があるように、見知らぬ者同士でも、世代が共通していると親近感が増し、郷愁にかられます。

 

懐かしむ昔が抜け落ちていることで、実年齢に即した周囲からの要求や期待に対して、応えることができないでいます。それは恐怖でさえあります。

 

空白期が長ければ長いほど浦島太郎状態です。
このギャップから、見知られ不安さとられ不安といったものが生じ、自己開示が困難となり、対人交流に消極的になります。

  

このギャップを埋めるためには、大きく三つあります。
一つに、リアルタイムに知らなくても、リバイバルで知っているということがありますね。テレビ番組とか歌です。
それと同じように、インターネット等の情報ツールを駆使して、空白の時代の未体験の事柄や認識していなかったものの情報をかき集めます

二つに、精通するものを作ることです。
これに関しては、一日でも話していられるというぐらい詳しい何かの知識、経験をもつ
自己のアイデンティティにできるぐらいのものを習得します。
これは、自己開示がスムーズにできるようになるためにも必要なことです。

そしてもう一つは、精神的成熟度を増すために、思想哲学宗教を考察することです。
東洋の帝王学である易経、論語、老子、兵法や仏教(般若心経)、西洋の成功哲学などの視点から、世界観を広げることです。

  

これらの取り組みにより、時間を止めた空白の時代を埋め合わせることが出来てきます。

 

 

『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/

NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/

 

 

 


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