アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
アダルトチルドレンへの処方箋~自分を欺く生き方
「自分にむいていることがよく分からない」
といったことはよく聞かれます。
これはひとつには、自身の感情を抑圧する癖がついてしまい、欲求が見えなく
なってしまっているということと、自分が何者かといった、自分そのものが見えて
いないといったところからきていることがあります。
感情の表出が自分にとって危険なことであるという環境で育つと抑圧してしまい
ますし、独自性を尊重されずに育ちますと、自分らしさの自覚が得られないまま
となります。
いずれの問題も、そのままの自分でいることを許されなかったことで発生したもの
です。
親の要求(都合)で動かされたという意識が強い子ほど、それへの反発心から親の
言う通りには絶対動かず、わざと反対をしてしまいがちです。
ACのひきこもりの場合でも、「親が働くことを望んでいるから働かない」と。
これは、本人は「親の言いなりにはならぬ」と思ってやっていますが、「右向け」
と言えば左。「上向け」と言えば下。と、ただ親の意志に反射的に動いているだけです
から、結局は、親に支配されているようなものです。
自身の意図(目的、意志)は無いのですから。
「親の喜ぶことはしたくない」と積極的な社会参加を拒む青年もいます。
この場合も同じで、親が望むことは一切しないことだけに生きています。
その間に自身の人生がどうなってしまうかまで考えが及んでいません。
これでは一蓮托生、共倒れになるでしょう。
親を困らせたくとも、自分の人生を持ち崩すことになぜ甘んじてしまって
いるかを振り返る必要があります。
親への反発心を、現状打開のための取り組みへの恐怖心を誤魔化すための
もっともらしい口実に使っていないでしょうか?
欲求や適性が分からないのも、親への強い責任転嫁も、いずれも自分の本心を
騙し、欺いているためです。
自分の本心からの声に耳を傾けてこそ、自分が真に取るべき行動が見えてきます。
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