アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
変わるものは
自分の現在の生きにくさが、親との関わりに起因していると自覚している状態にある人を
アダルト・チルドレン(AC)と申しますが、中には、これまでのトラウマがこれからも一生自分の
生き方に影響を与えていき、トラウマの呪縛から逃れることは出来ないのだろうという絶望感
に襲われている方も少なくありません。
自己の苦悩を分析するために、心理学やACに関する書籍を読みあさり、そこに記述されて
いる事例が、あまりにも自分自身の生い立ちと酷似しているがために、自分の苦悩の源泉が
読み取れ、客観視できることで一瞬の救いを得られていることもあるのですが、分析から次
の具体的な解決法が分からず、笑顔が戻ったのもつかの間、再び苦悩の淵に舞い戻りま
す。
さて、実際このトラウマを越えることは出来ないのでしょうか。もちろん越えられます。
先ず大切なことは、その影響を認知することです。どのような過去の出来事から、どういった
影響を受け、自分の中にどういう傾向(反応様式)が強められてしまったのかを知ることです。
ここで誤りやすいことは、出来事にからんだ相手に対する感情(怒り、恨み、嫉妬など)が思い
出され、そのことに囚われてしまうことです。『人を呪わば穴二つ』
自身の中にある幻影を見ず、事実何が出来ない状態になってしまっているのかを観察するこ
とが大切です。
不安、怖れから身を守るために身につけてしまった、生きにくい行動パターンを分析し、新た
な姿勢・態度を選択できるようになるための訓練を実行することで、人はトラウマを超えること
ができるようになるのです。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
AC(アダルトチルドレン)、次世代AC(ACに育てられた子どもたち)の回復援助活動の中
から開発された自己創造技法 『自心観』ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/adultc/
NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp/hokushin/