アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
問題の在りかは?
誰でも特に苦手としている場面があると思ます。
意見を求められたとき
人に誘われたとき
一対一になったとき
決断を迫られたとき
分からないことが出てきたとき
などなど
中には、決まってそういう場面で、パニックになってしまう人もいるかも知れません。
では、いかなる場面でもよりうまく対処していけるようになるためのポイントをお話し
してみましょう。
先ず、その状況での自分の置かれた立場で、どういった結果を出すべきかを考えて
みてください。
立場というのは、例えば自分が入社したての社員であるとか、上司から仕事を
与えられた部下であるとか、お客からクレームを出された店員であるとか、人に用事
を頼む側など、その状況下でのいわば位置です。
その立場で、出さなければならない結果というのは、つまり求められている結果です。
着地点とも言えます。
この結果(着地点)が分かるためには自分のとる行動の目的がつかめていなければ
なりません。
「何のために」それをやるのかということです。
例えば、人に用事を頼むとき、目的は自分がやってほしいことを滞りなくやってもらう
ことですから、正確に意図することを伝えなければなりません。
その時に大切なことは、結果を出すために何が必要か、準備しておくべきことがない
かとうことです。
着地点に対して発着地点と言えましょうか。
相手が、その用事を遂行できるだけの能力があるのか。
足りない部分があれば、補っておくことが必要です。
丁寧に教えてあげて、要求している結果を相手が認識できているかを確認しておく
ことも忘れないようにしておかなければなりません。
それらを怠っていれば、相手から満足な結果が返ってこないからといって、一方的に
相手ばかりを責めるわけにはいきません。
用事を頼む側の責任です。
場合によっては、能力がどうしても追いつかないと予想されれば、相手を変えること
も考えなければなりませんし、結果を出す期限も考慮して人選や依頼のタイミングをは
かっていくことも必要です。
問題は、こういったことを考える先から、
「相手は怒らないかなぁ」
「失敗しないかなぁ」
「断られないかなぁ」
「バカにされないかなぁ」
「いやがられないかなぁ」
などと、いらぬ心配が頭の中をかけめぐることです。
もしそうだとしたら、その心配が実現するであろう根拠にしていることを洗い出し、
それに対しての対策を打てばいいんです。
ほとんどが今考えてもどうにもならないことばかりのはずです。
目的と結果(着地点)が見えていさえすれば、心配にはおよびません。
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
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NPO法人地球家族エコロジー協会付設心理教育カウンセリング・オフィス
ふぉーらむ北辰
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