アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ
アダルトチルドレンへの処方箋~相談下手
ACの相談を受けていて感じるのは、相談すること自体がとても苦手だということ
です。
相談するということは、出来ない(分からない)でいることかがあるということです
から、そのことをバカにされないだろうか?
怒られないだろうか?
気持ち悪がられないだろうか?
といった心配が出てきます。
相手からの評価に過敏になっているからです。
万が一批判されようもんなら、「やっぱり私はダメ人間」なんて、自己評価まで
下がりかねません。
また、心の中に入りこまれ、コントロールされてしまうのではないかといった心配
も出てきます。
自分が自分でなくなってしまうような不安感にも襲われます。
明確な自己、健全な自己像をもっているわけではないのですが、なんとかこれまで
生きのびてきたのは確かですから、かろうじて支えている足元(なんとなくの自分)
をすくわれないかといった不安ですね。
ストレスに善玉、悪玉とあるように、アイデンティティにも善玉(健全、適正)、悪玉と
あります。
誤った、歪んだ(悪玉)アイデンティティをそなえていると、トラウマケアが進んでくる
(良くなっていく)と、自分(不健全な)ではなくなってしまうとばかりに、回復を自分
で止めてしまうことさえあります。
命あるものは、自己保存欲求がありますので、自己愛があります。
不健全な自己認識であっても、その自分を手放すことには抵抗を感じるのです。
また、相談下手な点は、こういうところにもあります。
整理されていない問題に混乱していて、相談する(聞き出したい)内容そのものが、
的(本質)を外してしまっていて、相手から、自分が期待する答えを聞き出せない
で、その不満感からそれ以上相談することを止めてしまうことです。
問題の整理ができなければ、整理の時点から他者の力を借りた方がいいでしょう。
整理された時点で、案外自己解決ができたりするものです。
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