アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい : 旧ブログ

アダルトチルドレンへの処方箋~働きからの人生の学び

働くことは、一つの立場を与えられます。

立場には、役割があり、権限責任を与えられます。
 
 
 
 
  
今日入りたての新米社員でも、お客様からすれば、そのことにおいて
 
のプロと見られます。
 
つまり、お客様から必要とされる人間になるということです。
 
もちろん、採用されたことは、会社からも必要とされたからこその
 
ことです。
 
立場を与えられた瞬間から、求められる存在になれることは、大変
 
ありがたいことです。
 
  
 
 
 
ACの苦悩のひとつは、自分が誰からも必要とされない無価値な存在
 
だという歪んだ自己認識にあります。
 
働くことで与えられる役割は、この自己認識の改善に役立ちます。
 
 
 
 
 
また、社員だからこそ知り得る情報や、できることがあります。
 
これが権限です。
 
かねて、消費者、顧客の立場からは見えない、その業界や職種の裏側
 
を知ることができます。
 
このことは、自身の視野を広げると共に、他が知りえないことを知っ
 
ているという専門性からの自負心につながります。
 
 
 
 
 
また、権限と同時に与えられる責任は、「取らされる」といった認識
 
で、敬遠したがる傾向がまま見受けられますが、責任は、あえて
 
自らもつ」といった認識でいた方がよいでしょう。
 
「責任をもつ」ということは、そのことにおいて主導権意志決定権
 
をもてるということです。
 
つまり主体者になれるということです。
 
 
 
 
 
仕事ももちろんですが、自分の人生においては、自分が主体者であら
 
ければ、意味がありません。
 
人生に責任をもつことを避けていれば、最終的に人生からしっかり責任
 
を取らされることになります
 
大きなしっぺ返しがあるということです(笑)
 
 
 
 
 
人生に責任をもつということは、自分に起こったことは、ありのままに
 
受けいれ、「主因は内(自分)にあり」で、主体的に自らがそのことに
 
働きかけていくということです。
 
責任転嫁自己正当化グチ」は、確実に人生を八方ふさがりにさせ、
 
常に何ものかに依存する生き方を招いてしまいます。
 
 
 
 
 
また、責任は、行動の後押しもしてくれます。
 
自分の意志だけでは、行動を促せない時に、「責任」という足かせ
 
(善玉ストレス)よって、前へ進めることができます。
 
人と約束していれば、気分がのらないからといって、行かないわけに
 
はいかないでしょう?
 
こうして働くことを通して、生きていくことの責任も学べるのです。
 
ありがたいことです。
 
 
 
 

 

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