アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい
親ガチャを超えて~自分を見捨てる生き方
長く、ひきこもり者たちと関わっていますと、共通した傾向というものも感じます。
基本的にあるのは、自己破壊的な生き方を選択しているということです。
つまり、自滅病に汚染されています。
ことにあたって、
「やるべきことはやらず、やらなくてもいいことや、やってはならぬことをやっている」状態
が多いのです。
その見極めがつかなかったり、やるべきことは分かっていても、それをめんどくさがり実行できない。
やらなくてもいいことややってはならぬことは、往々にして楽なことであり、快を得られることです。
自滅病は、自身を見捨てるような生き方を招きます。
当初の痛み(苦)からの逃避は、自分を守る行為ではあります。
しかしそれは、生存本能からの命が守ってくれたわけです。
考えなくても、呼吸をし心臓を動かしてくれている命がそうさせたのです。
でも、意思はどうでしょう?
なぜ必要なことをめんどくさがるのでしょう。
それは、自己像の歪みが原因です。
自己像が否定的であれば、それに相応しい自己破壊的な生き方を選んでしまいます。
命は自分を守ってくれているのに、意思は自分を滅しようとしている。
このアンビバレントな状態にあることに早く気づくことが大切です。
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