アダルトチルドレンからの回復~私は私でありたい
親ガチャを超えて~生かされて生きている③
ストレス学説を提唱したハンス・セリエ博士は、ストレスに克つ方法として「それは東洋の感謝の
原理です」と述べました。
日本流の感謝の原理と言えば、「おかげさま」でしょうか。
「かげ」というのは、見えない、隠れていることを表しています。
伺い知れないところで、様々な人や物に支えられて私たちは生きているのです。
心身医学の分野では、「生かされている命に支えられて生きていることへの感謝」をエコロジーと
表しています。
心身医学の故 池見酉次郎先生(九州大学名誉教授)は、
『人間は、「生かされて生きるいのち」への目覚めがあってこそ、今ここでベストを尽くし、
周囲の人たち、生きとし生けるものへの自然な愛をもって、各人に与えられた独自の可能性を
生かす生きざまになってくるものです。』
と述べておられます。
この「生かされて生きるいのち」への目覚めが、霊的覚醒にあたると思います。
こういう所から、ステップ2はこうアレンジしてみました。
生かされていることへの感謝、すべてが与えられたギフト(恵み)と感謝できる心が、私たちを
健康な心に戻してくれると信じるようになった。
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