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解決支援者の現場日記 : 旧ブログでタグ「自助グループ」が付けられているもの

5月福岡たらちねサポート

昨日は福岡エリアの「たらちねサポート」でした。

ちょうど母の日でしたが、一組のご夫婦と5名のお母さん方が参加されました。

 

 

この〈たらちねサポート〉事業は、自助グループの形態を取ります。

自助」というのは、自らを助ける自らが助かるという意味ですので、単なる当事者同士の交流の場

ではなく、どう自分を支え、問題を解決していくかを学びあう場です。

そこには自己責任に基づいた主体性の発揮が求められます。

 

 

わが家で起きている目の前の問題(不登校やひきこもり)を自覚できている親御さん方が、その解決

のために、決して目をそらさず、真正面から問題、課題に向き合っていく。

問題を受容できてこそ、解決のためのスタートラインに立てるのです。

 

 

血縁、地縁を超えた、問題縁課題縁によって初めて出会った親御さん同士が、共に解決を目指して

認め合い、励ましあい、支えあって会を運営していきます。

 

 

この自助会には、大きく三つの目的・機能があります。

(1)分かちあい  これは、縁を大切にし、互いの痛みへの共感、解決のための有益な情報の共有

です。子どもの状態をより理解することで、わが子へ寄り添うことが出来ます。

(2)ときはなち   これは、罪責感などによって押し込められた心を解放し自分だけの考え(我執)

から離れる。 自分を許し、自尊感情を取り戻すことです。

(3)ひとりだち   これは、責任転嫁の連鎖を止め、自分を深く観察し、成長させていくことです。

 

 

これらの機能により、謙虚さ、素直さ、正直さ、誠実さ、豊かさ、感謝、意欲、自尊心、奉仕の精神

といった心性が養われ、長期化をくい止め、解決が促されるのです。

 

 

 

ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/01/post-3.php

 

 

当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/

  

お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

   

ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/

 

家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 

【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

5月15日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

5月14日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

5月15日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

5月20日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp 

 

 


不登校、ひきこもりの長期化に思う

先日40歳のひきこもりの相談を受けました。

スタートは、中二の不登校です。

それ以来高校にも進学せず、今に至るとのことでした。

 

 

近年は、長期化がかなり進行していることを感じます。

4月からスタートする〈たらちねサポート〉事業は、長期化をくいとめることを大きな目的としています。https://www.interbrain.co.jp/topics/2009/01/post-3.php

春日市教育委員会の後援と社会福祉協議会の協力を受け、無償の支援活動を展開していきます。

春日市の社会福祉センターで行われる毎月の定例会で、家族がどう関わることで当事者本人を

動かすことができるか、ひきこもりという現象の理解を深め、さらには、個別の家族相談から、それ

ぞれの状況を翻訳し原因を解析していきます。

 

 

定例会は、親(家族)の自助会の形態を取りますが、一般的な親の会とは全く違います。

一般の親の会は、単なる親同士の交流会にとどまっており、中には10年以上参加しているケース

もあります。これでは何のための集まりなのか分かりません。

以前にも「周りを見ても解決した家庭を見たことが一度もありません」と述べられた方がおられました。

この方も長く親の会に参加しておられ、事態が変わらず当協会に相談にこられた方です。 

 

 

長期化の背景には、「問題」を間違ってしまっているということがあります

間違った問題に対して正しい答を出そうとしていたという、極めて不効率なだけでなく、かえって事態

をこじれさせてしまうということをしてしまっているのです。

 

 

「問題」というものは解決された状態と現実との差であるわけですが、何をもって解決とみなすのか

という点で誤ってしまっている。

そして、「問題」というものは変化を必要とする状態であるにもかかわらず、その変化を拒むという

矛盾に気づかないでいることがさらなる長期化を招いているのです。

わが子を変えようとはしますが、自分自身がどこも何も変わっていないのです。

 

 

「親が変わらなきゃ」とよく聞きますが、何を変えればいいのかも分からないで言っていることが多い

ようです。

また、「わが子と向き合う」ということを、パートもやめて四六時中子どもといることだと勘違いしている

ことも少なくありません。

 

 

以前のブログで、「親子の共同作業」https://www.interbrain.co.jp/blog/2009/01/post-74.php

と題して述べたことがありますが、長期化には親自身が深くかかわっているのです。

 

 

今回のサポート事業は、当協会主催の「ゆにわの会https://www.interbrain.co.jp/yuniwa/での

実績を踏まえ展開していくものです。

当事者が動けない状態であっても全く心配ありません。

「ゆにわの会」の参加家庭は、ほとんど当事者が社会参加への訓練を始めています。

親御さんたちが「問題」を見誤らず、変化を恐れず、適切な関わりを始めたからです。

 

 

ただ一つこの「たらちねサポート」事業で危惧していることは、長期化している家庭ほど親御さんが

高齢であり、インターネットを利用していないことが多いということです。

恐らくこのブログを目にすることもないでしょう。

もしあなたのお身内、お知りあいにひきこもり当事者があれば、是非お知らせしてあげてください。

 

 

当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/

  

お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/

   

ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/

 

家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/

 

【毎週月曜日無料相談会】

大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)

詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/ 

 

【熊本出張相談会】

3月12日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)

 

3月11日 (要予約 0120-870-996)
八代市厚生会館  

 

3月12日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館

 

【北九州出張相談会】

3月09日 (要予約 0120-870-996)
北九州市立生涯学習総合センター(北九州市小倉北区大門1-6-43)

 

NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp 

 

 


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