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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 福祉 3ページ目
内閣府 若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)
今年2月に熊本市で、内閣府の「青少年育成のための地域連携推進事業」があり、「ひきこもりから
見る青少年問題」という演目で、私もお話させて頂きました。(講演録はこちらです)
7月には、内閣府より「若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)」が発表されて
います。
この中で、企画分析委員である吉川武彦教授のコメントがありますので、少しご紹介したいと思い
ます。吉川教授は、国立精神・神経医療センター精神保健研究所の名誉所長です。
冒頭で、
『常にお断りしてきたことであるが、「ひきこもり」は精神医学概念ではないことである』
『「ひきこもり」状態をもって精神疾患が示す一症状ということはできないばかりか、「ひきこもり」を
精神疾患の診断名として用いることはできない』
と述べておられます。
また、繰り返し『再度お断りするが「ひきこもり」は精神医学的診断に馴染むものではない』と断言
しておられます。
『家族関係のもつれから「ひきこもり」状態になるものもあり、その一端を示せば家族からの強い
過干渉によって自己肯定感をもてないまま成長し、他者との関係構築が不得手となったものに
「自閉」という精神病理を見いだすことは無理があろう。さらにこのような人が自分を卑下し自己
の無能力感を抱き罪悪感をもつようになったからと言って「うつ病」と診断することは許されない
はずである』とも述べておられます。
この家族関係によるものに関しては、私が先の講演で詳述しております。
この吉川教授のコメントでも分かられるように、ひきこもりを即精神疾患や障害と見なすのは、
大変危険であります。
しかし、一部の(とは言っても全国組織)親の会では、国の財政支援にしがみつけとばかりに、
ひきこもりを障害と見なしたいようです。
福岡にも傘下の組織があり、そこを訪れた方が私の所へも来られ、「いきなり病気と言われました」
と困惑しておりました。
会の代表は、「長期重篤なひきこもりは、生活機能障害となってしまう」と述べておられるが、
ひきこもりの長期化は、親子の二人三脚で行われるということを自覚しておられないようです。
生活機能障害なるものだけを問題視した発言であり、また重篤と、あたかも先に病理があるかの
ような表現で、背景としての家族(親)の関わりが全く話題にものぼりません。
例えば、わが子の体重が200キロにもなり、仕事が出来ず生活保護を申請したとして、それが
まかり通るでしょうか?
200キロにまで体重が増えるのには、それまでの期間があります。そこへ至らないまでに途中で
気づくべきでしょう。
とにかく、私が申し上げたいのは、長期化させないのはもちろん、動けないわが子に生きる希望を
与えられるのも親御さんであることです。
ひきこもりは、障害や病気の場合でない限り、親御さん次第でほとんど解決がつくのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年12月28日 16:45
受容ができているか
わが子の不登校やひきこもりを前にして、戸惑うのは無理もありません。
何が起こったのかさえ分からないでいるからです。
しかし、ここでこのままを続ければ確実に長期化します。
また、何が起こったか、問題は何かを分からないままに策を講じてしまうと、かえって事態を混乱させ
ることになります。
不登校の場合は、過度な登校の促しをしたり、学校側に働きかけてもらったり、ひきこもりの場合は、
部屋から引きずり出したり、働くことを強要したり。
また、いずれも、本人の様子を黙って見てしまうといった誤った対応をしてしまいがちです。
方法は、何が問題で、改善、解決しなければならないことが見えていてこそ選択できるものであって、
見えていない時点で、「どうしよう?」と考えても適切な選択はできません。
先ず必要なことは、「受容」することです。
わが家に不登校、ひきこもりが起こっているという事実を受けいれることです。
ここで重要なことは、子どもに起こっている出来事というとらえ方ではなく、わが家、自分自身の問題
と捉えることです。
“問題”というのは、その時点で、ひとつの自身の限界を知らせてくれます。
ですから、それまでの自分を振り返り、とらえ直す機会を与えてくれます。
そのことは、新たな価値観を得る機会を得られるということでもあります。
「何ができないでいるのか」
「何が分からないでいるのか」
「なぜ、できないでいるのか」
「何がそうさせているのか」
「何を考えずに過ごしてきたのか」
などを気づかせてくれます。
わが子に起こった不登校、ひきこもりという問題に真摯に向き合い、自己の成長のための気づきを
得ていくんだという姿勢になれれば、受容することができます。
そのためには、限界を認めきれる謙虚さが必要です。
新たな価値観を得ることで、行動を改善することができます。
行動改善、自己変革には、価値観の転換が必要です。
現状は、それまでの自身の価値観に基づいた行動の結果です。
現状の問題を解決していくためには、視点を変え(価値観の転換)、問題から実行すべき課題を読み
取っていき、現実に行っていくことしかありません。
現実をありのままに認めるということは、そのままにすることでは決してありません。
そのままにできないからこそ「問題」なのです。
変化を起こしていく。
「受容」できるために、問題を理解し、新たな価値観を得るためには、“学び”しかありません。
親御さんが先ず、労を惜しまず学んでいくことです。
分からないことがあれば、足を使って「聞く、尋ねる、調べる」が基本です。
わが子にも自身の問題を受容することを教えていかなければなりません。
そのためには、親が模範を示すことができなければ、子どもには伝わりません。
一番良くないのは、親ができもしないことを子どもにはさせようとすることです。
子どもからは信頼を得られません。
信頼が得られなければ、子どもは親の促しに応じません。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年12月20日 09:21
当事者に必要なことは?
今月5日付けの産経ニュースで、
『ひきこもりの分析で対立 厚労省「精神障害」、内閣府「社会風潮」』
という記事が掲載されていました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101205/plc1012050908005-n1.htm
切り取った断面が違うだけであって、何も対立しているわけではないと思うのだが、こういった記事は、
表現が断片的ですので読み取り方がとても難しいと思います。
ある地区の精神保健福祉行政がとったひきこもりアンケートが私の手元にもありますが、内容はという
と、わざわざ取らなくても、実際に直接的に支援に携わっている者であれば、分かりきったことであり、
およそ想像のつく解答ばかりでした。
一番に疑問に思うことは、その分析(?)結果から、何をしようというのかということです。
例えば、この記事の中でも内閣府の調査では、、「職場問題」「病気」「就職活動失敗」が3大要因
だったということなのだが、「それで?」という感じです。
さぁ、どうしましょう?
「病気ではしょうがない」
「仕事に恵まれず気の毒でしたね」
ということですか?
データーを取るには、目的があると思います。
もちろん、そのことにおいての解決のためのはずです。
ところが、データーを取ることが目的となってしまい。
取って“完了”になっていることが多いようです。
解決のために必要な項目のデーターを取らなければならないのですが、それができていないようです。
産経ニュースの記事の中でも、石井氏が「適切な支援がなされていない証明だ」と述べているが、
こういった調査でも分かるように、データーが解決のために活かされていないから、無理も無いと思う。
当事者家族が必要なことは、一般解ではなく、特定解です。
あくまでも、その家のその家族の問題をどう解決するのかです。
大学を卒業後、一度の就職試験の失敗で10年以上ひきこもっていたケースなどもあります。
さぁ、どうしましょう?
原因が「就活失敗型」だと分析しても解決の何の手立てにもなりません。
適切な支援とは何でしょう?
本人は最初は動けません。
であれば、相談者に対して「本人を連れて来てください」では、支援とはほど遠い(論外)ですし、
「話を聞いてあげるだけでも気持ちを軽くしてあげられる」と数年話を聞いてあげるだけでは、自然に
あきらめるのをただ待っているようなものです。
家族は、事態の解決のために何が必要かが分からないでいます。
なぜなら、起こっている事態の意味が分からないでいるからです。
起こっていないことと信じ込みたくて、目をそらしている家庭もあります。
やったほうがいいだろうことは分かっていながらも、実行できない家族もいます。
そして、中には、ひきこもってはいても困っていない家庭もあるのです。
正確に言うと、わが子のひきこもりの問題よりも、より優先させたいことをもつ家庭もある
のです。
そういった家庭は、まだ本気では困っていません。
本当に病気や障害であれば、速やかに治療ルートに乗せるべきですし、福祉で保護すべきでしょう。
しかし、そうでなければ、上記のような状態の家庭、家族に解決のために何が必要か、何から始める
べきかを適切に伝えられる支援が求められます。
考えあぐねている内に長期化し、当初無かった病理が発症してしまう場合もあります。
以前中学生の不登校から40歳までひきこもったという事例もありましたが、その方は、4年ほど前
から、強迫神経症が発症していました。かなり重篤な状態でした。
当協会が福岡、熊本で毎月開催しているひきこもり無償支援活動「たらちねサポート」は、まさに何が
必要かを理解して頂く場です。
誰でもが利用できるよう、会費制などもとらず無料にしています。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年12月10日 10:00
やる気より、より大切なこと
不登校にしても、ひきこもりにしても子どもたちの過ごし方を見ていると、非常に怠惰に映ります。
中には、数ヶ月と入浴もしていなかったり、食事やトイレ以外、動いていないのではと思われるぐらい
自室で物音も立てないといった例があります。
やる気が出ないのは、うつ病ではないのかと心配される向きもあります。
では、やる気さえ出ればひきこもりを脱せられるとお考えですか?
実は、そうはいきません。
「よーし、やるぞー!」とはいかないまでも、就労や社会参加の希望をもっている青年たちは、少なく
ありません。
ですから、やる気が全くないわけではないのです。
やる気が解決の要と思っていれば、やる気を待つ。当事者のやる気に依存することになります。
長期化の原因が、実はここにあるのです。
また、支援専門家の中にもこの考えが多いようです。
ある団体では、10年近くも当事者に関わりながら、アルバイトすら一度も経験させられていなかった
り、またある団体では、自宅から施設へ通うようになったのはいいのですが、ただ好きな事をさせた
り、レクリエーションに参加させたりという単なる居場所の提供だけをしている所もあるようです。
いたずらに時間を経過させたところで、青年たちの不安や怯えが消えるわけではありません。
仮になんとかアルバイトでも始められても、すぐにつまづき、さらに怯えや不適応感を強めてしまっ
ているケースもあるようです。
医療機関のカウンセリングに数年真面目に通って、結局はカウンセラーからさじを投げられた青年
もいます。
これらはいずれも、やる気に頼った支援(?)を行ったためです。
何事もやる気が大切と思われがちですが、やる気よりも大切なことがあります。
それは、やり方。方法、手立てです。
車で例えますと、駆動力であるエンジンが「やる気」です。
エンジンがあれば車は走るでしょうか?
タイヤがないと走れません。
逆にエンジンはなくても、タイヤがあれば押せば前へ動きますし、坂道であれば押さなくても動きます。
ですから、前へ進むためにより大切なものはタイヤなのです。
このタイヤにあたるのが、何かと言うと「やり方」です。
やり方は、手順です。
手順通りやっていけば、下手でも結果は出ます。
料理のレシピ通り、作っていけば、みそ汁のつもりが、カレーになることはありません。
不安や怯えを解消させる方法を実践すれば、確実に緩和されます。
仏教に「抜苦与楽(ばっくよらく)」という言葉があります。
苦を除き楽を与えるという意味です。
不安や怯えが無くなれば、やる気(楽)が出てきます。
ヘッドライトは進行方向を照らす光ですが、これは「希望」です。
希望をもてるためには、具体的な解決策、また、社会参加に必要な様ざまなスキルを身につける
ための方法(訓練法)を示してあげられなければなりません。
「頑張れ!」とよく言いますが、何をどう頑張ればよいか(具体的解決策)が分からずに言っていると
すれば、それは無責任なものです。
ハンドルにあたるものが、方向性を決める「目標」
そして、エンジン(やる気)に必要なガソリンが、家族の理解、信頼、寄り添い、支えです。
当事者本人のやる気に任せる、やる気を待つ支援は、支援ではありません。
支援者自身が、当事者に依存している「共依存」の状態です。
共依存の関係になれば、支援者自身がひきこもりの長期化を促進してしまうことになるのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年11月 8日 07:38
絆のねじれ
不登校やひきこもりの過程で、親に対しての暴力や暴言があると、「親子の間で信頼関係が無くなっ
てしまっている」と、悲嘆される親御さんも少なくありません。
親子の絆が切れてしまったということでしょう。
しかし実際は、多くの事例で、切れてしまっていることはあまりありません。
ねじれているだけなのです。
もちろん、国会ではありませんが、ねじれたままにしておくことは、よくありませんので、積極的に
解していく必要はあります。
そもそも、どこからこの“ねじれ”が生じたかといいますと、主に親と子の立場の違いから生じたもの
です。
一例を上げますと、親からわが子へ愛情というボールを放ったとします。
親側からこのボールは、愛情としか見えていません。
しかし、受け取る側の子どもからすると、侵入であったり、強制であったり、支配、コントロールと
映っている場合があるのです。
こういった場合は、親が愛情をかければ、かけるほど、子どもは負担に感じます。
親が気がつかない間に、“ねじれ”が酷くなっていくのです。
養育する側(立場)の親と、養育される側の子どもでは、その立場の違いから、求めるもの、思惑が
それぞれ違ってきます。
販売側と消費者側の思惑が違うようにです。
子どもたちが親に求めるものに承認欲求というものがあります。
承認というのは、「期待」と「信頼」です。
自分に期待して欲しいし、信頼されたいということです。
こう言いますと、「わが子ですから当たり前です。期待しています」と言葉が返ってきます。
しかし、ここでも“ねじれ”が生じる危うさがあるのです。
子どもたちが求めているのは、ありのままの自分に期待して欲しい、信頼して欲しいということです。
では、親御さんが言っている期待とは、どう違うのでしょうか?
ここで、「期待」というものには、二通りあることを述べてみます。
親でも計りがたい、わが子の可能性に対しての期待と、「こうなって欲しい」という親の自己都合に
基づいた期待です。
「わが子に期待するのは、当たり前じゃないですか!」
という場合、この自己都合に基づいた期待であることが少なくないのです。
であれば、子どもが望む「ありのままの自分に期待してほしい」というものとは、違ってきています。
条件づき(親の都合)ではなく、そのまま期待してほしいというのが子どもの願いです。
ここから、“ねじれ”が生じてしまうのです。
「あなたのためを思ってのことだよ」と、子どもに何かを促す時には、本当にわが子のためと思って
のことかを見直してみてください。
わが子のためではなく、自分のためになってしまっている場合があります。
「この方が安心よ」と言いながら、自分が安心したいからというのが本音の場合があります。
私も学生のころから、父親が公務員だったこともあり、「公務員になりなさい」と幾度となく言われて
いました。
私は、自分には到底向いていないと思い、会社員生活を6年で辞め、こともあろうに自営業を始め
ました(笑)。
さぞかし、両親は心配で、不安でたまらなかったでしょう。
しかし、結果私は、苦労こそしてきましたが、生きがいをもってやってこれました。
両親の望み通り、公務員になっていたら、ストレスがたまって退職していたかもしれません。
子どもの個性にあった方向に、進ませてあげた方がその子にとって幸せなんです。
たとえ、親の方は少々心配するようなことででもです。
子どものありのまま、まるごとそのままを認め、可能性に期待しようではないですか。
自分の思うように動かそう、変えようとすれば、強制やコントロールしてしまうことになります。
このように、親の都合を優先させ、子どもを利用することを“関係の乱用”と言います。
これは、心理的虐待につながります。
そうでなくても、子どもは親の都合、思惑を顔色や言動から読み取り、健気にそれに答えようとします。
なぜなら、愛されたいからです。
自分を抑えこんだり、押し殺してでも、親が求めているものに答えてきた子たちが、倒れてしまうので
す。
以上のように、親と子では立場が違う分、互いの意志が正確に伝わらない場合があります。
ここから、絆のねじれ現象が起こるのです。
子どもたちが、たとえ拳を親に振り上げようとも、絆が切れてしまっているわけではなく、「気づいて
欲しい」という一心で、ねじれた絆を解したい一心で、やっていることです。
子どもたちは、ただただ安心していたいんです。
「ここにいていいんだ」と。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年8月22日 09:07
わが子が教えてくれる生き辛さ
8年ほど前から、地元の福祉センターで、不登校・ひきこもりの無料相談を行っています。
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予約制ですが、予約を入れても当日お越しにならない場合もあります。
電話でキャンセルの連絡も無いことも少なくありません。
また、ひきこもり無償支援活動「たらちねサポート」も同様に、参加予約が入ったにも関わらず、
連絡無しに不参加の場合もあります。
電話での問合せで、「ひきこもりの相談にのってもらえるんですか?もう長いんですが」
(当協会)「はい、親御さんさえ動かれたら、ほとんど解決できますよ」
(ご相談者)「検討してみます」
で終わられる方もおられます。
「??????」で、「いったい何を尋ねたかったんだろう?」と、不思議な思いです。
また、ご連絡頂いた時が、たまたま他の指導でお話をお伺いできず、後の時間を指定してかけ直して
もらうようお願いしたのですが、そのまま電話が入らないということもあります。
こういったところを見ますと、それだけぎりぎりの状態で、やっとの思いで電話をしてきているのだと
思います。
不登校、ひきこもりの解決の鍵を握るのは、一にも二にも親御さんです。
本人のやる気を待ったり、「本人の問題だから」と、わが子の現状改善のみを期待している場合は、
確実に長期化します。いや、しています。
お子さんのありのままを認め、現状の受容を促しますと、激しく抵抗を示されることがあるのですが、
特に暴力を受けていたり、暴言を吐かれ、隷属されるような状況にある親御さんの場合は、多いです。
現実のありのままを認めるというのは、何も子どもの求めるままに応えるということではありません。
受容するということも、あけらめ、本人の好きにさせることではありません。
起こっていることそのままをしっかり見て、目をそらさないということです。
現状をどれだけ親御さんが受け入れられるかが、解決のための要となります。
ともすると、親としての自尊心が崩れ、わが子へはたらきかけることに、全く自信を失くしてしまって
いる場合もあります。
また、何らかのはたらきかけを試みたものの、子どもが全く反応を示さなかったり、反対に激しく抵抗
を現した場合、自身の力の及ばないことに自信を失うこともしばしばです。
しかし、実は親御さんが、この無力を悟ることが重要なのです。
そのことが、これまでわが子を、無意識の内にコントロールしようとしていたこと、また、互いが理解
し合えるだけの充分なコミュニケーションがはかられていなかったことに気づかせてくれます。
ひきこもりの子どもたちの足踏みは、そのまま、上記に記したような親御さんたちの状況を反映して
います。
なぜ、子どもは動けないのか。
自身の心に尋ねてみて下さい。
自己信頼を得られず、あいまいな未来に挑戦出来ないその恐怖感は、わが子からの抵抗に、
親としての自信を失いかけている今だからこそ、理解できるはずです。
思うようにならない(生きられない)苦悶を子どもたちは、ひきこもるという行動で示してくれています。
その痛みを理解し、寄り添うことができた家庭が、絆を取り戻しているのです。
ひきこもり無償支援活動〈たらちねサポート〉事業
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年8月 2日 13:11
無償の支援活動から見えてくるもの
昨年度より、福岡、北九州、熊本の3エリアで、「たらちねサポート」というひきこもりの無償支援活動
を行っています。https://www.interbrain.co.jp/topics/2010/06/post-2.php
民間レベルの支援ノウハウを無償で提供するだけあって、企画段階で関係者数名から、「画期的な
取組みだが、無償であれば依頼が殺到し、対応が困難では?」という心配の声もありました。
確かにそういう懸念を抱かれるのは一般的にもっともだと思われるでしょうが、私は全くそんな心配は
しておりませんでした。
と言いますのも、これまでの支援経験から、お金がかかれば何もしない。無償なら動くといった、
経済的な条件が実行、不実行の要件ではないことを認識していたからです。
目の前の問題解決に対して動かない家庭は、たとえ無償でも動きません。
もちろん、黙って見ている間に、第三者がわが子の不登校、ひきこもりを無償で解決してくれるのなら
依頼があるでしょう。
自分は動かなくていいわけですから。
しかし、当協会の支援法のように、ご家族にも一緒に動いて頂く方法の場合は、自分たちが動かな
ければならないとなると、少々違ってまいります。
では、何が実行、不実行を分ける要件なのかということですが、それは、困っているか、いないか
です。
「えっ?、わが子がひきこもっていて、困っていない親なんているのか?」と思われたと思いますが、
困っていない家庭もあります。
厳密に申しますと、「困ったもんだ」とは思っていますが、「わが家にはそのままにはできない改善、
解決を要する問題が起こっており、何らかの対策を講じる必要がある。そのために、自分が動き、
手立てを探し出すことを始めなければならない」というところまで意識していない家庭が、少なからず
あるということです。
つまり、感情的不全感にとどまり、問題意識にまで至っていないのです。
この状態では、本気で困っているとは言い難いのです。
また、困った問題はそのことだけではなく、他にもあり、優先順位としてわが子の不登校、ひきこもり
よりもそちらが優先されてしまっています。
子どもが困ってしまっていることを最優先に考えられるようになった家庭では、確実に子どもに変化
が現れます。
「保健室登校では意味がない。行くんだったら教室。それが出来ないから行かない」とか、
「自分のやりたい仕事でないと続かないから、やりたいものが見つかるまで働かない」
「バイトじゃダメだから、正職が決まるまで何もしない」
など、all or nothingの考え(二分法思考)しかできない青年たちが多いですが、その家族(親)もまた、
「やるんだったら完全解決。改善ぐらいだったらしても一緒」
と、自身の手間を必要とする(あたりまえですが)のならば、無償支援でも「nothing!」としてしまう
ケースも多いものなのです。
でも、何も始めなければ、当然事態は深刻化していくだけです。
何もせず長期化させてしまい、最大の困った事態にしてしまう前に、改善を積み重ね、解決へ導いて
いけばいいのです。
経過を飛ばし、結果だけを急ぐ傾向がよく見られます。
「たらちねサポート」では、学習会と交流会という自助グループの形態を取っています。
月に一度の会ですが、学びを重ねるごとに、子どものことがより理解できるようになり、事態を受容
でき、そのことが家族側のメンタルヘルスにもつながり、解決のためのモチベーションの維持に役立
つのです。
この形態を取ることで、自然に手間を惜しまない親御さんたちが残っていきます。
ですから、対応できないほど詰め掛ける心配はないのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年6月10日 16:26
同級生刺殺、被告の少年は発達障害 奈良地裁鑑定
29日朝日新聞の記事です。
http://www.asahi.com/national/update/0529/OSK201005280142.html?ref=rss
昨年7月 奈良県桜井市の近鉄桜井駅で起こった、高校3年生の刺殺事件です。
二人は同じクラスの生徒で、加害者の少年は現行犯逮捕され、その後精神鑑定を受けていました。
当時少年は、「学校での態度に日ごろから腹が立っていた。同じ電車で顔を見たから殺すつもりで
刺した。包丁はあらかじめ用意していた」と供述していました。
今回報道された鑑定の結果は、「アスペルガー症候群」ということです。
アスペルガー症候群は、社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害およびそれに
基づく行動の障害のうち、コミュニケーションの障害が軽微であるものです。
言葉の遅れや知的な障害がない分、非常に分かりにくい。
特に人の気持ちを読んで人に合わせたり、二つのことを同時に行ったりができなかったりと、社会
性の部分で不都合が生じやすく、いじめの対象になったりする場合が少なくないようです。
こういった事件がある度に、「〇〇という病気、障害は危ない」と見なされてしまいがちで、不登校や
ひきこもりの中にも、アスペルガー症候群の青少年が現実いますので、「だから犯罪につながる」
「ひきこもる」と捉えるのではなく、病気や障害に対する正確な認識をもって頂きたいものです。
不登校やひきこもりに関しては、長期化したことで、経過の途上で神経症などの病理が発症した
場合もあります。その際、あたかもその病理がひきこもりの原因にすり替えられてしまっていること
があります。
病気や障害が原因であるとされた重犯罪であれば罪が問われないとするならば、その障害をもって
いる人たちがあたかも犯罪者予備軍と見なされてしまいかねませんし、不登校やひきこもり自体が
全て病理、障害と見なされれば、そこへ至る背景が何ら考慮されなくなってしまいかねません。
実際、そういう傾向が強まってきています。
ひきこもりという病気(障害)だから、解決のためには薬を飲ませ、隔離、保護しようと。
ひきこもりの青年たちの中には、過去不登校を経験した者が少なくないからといって、不登校した
ら、先で必ずひきこもるというわけではないのです。
一部、病気、障害があったからといって、その病気、障害が常に犯罪やひきこもりをひき起こすわけ
ではないのです。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年5月31日 07:06
未来を拓く?
先日相談者から、あるひきこもり家族会の代表者の講演録を見せて頂く機会がありました。
演題は『未来を拓くひきこもり支援』
会の名称自体に障害名を入れている団体だけに、当初からその活動を危惧していましたが、その後
の展開を時おり傍観しておりました。
『未来を拓く・・・・・』というテーマでしたので、多少の改善(笑)がなされたかな?と期待して読み進め
てみましたが、その内容は、危機感を覚えるほどのものでした。
全体を通して感じられるのは、「親」は毒であり、「人」は薬と表現しておられるのですが、ご自身
(この代表の方も当事者)も含めて、親の関わりによるひきこもりの実態には、一切触れておられない
のです。
ひきこもりは、ほとんどが病理的(精神疾患や障害)なものであり、無病理性は2~3割で、その
タイプのひきこもりは、会に入ってもらいたくない。
その理由は、反社会的な立場になるからだと述べておられます。
その上、3年がターニングポイントで、それを過ぎると、ほとんど神経症になり、最後は放置
するともう良くなることは無く、人によっては重篤になり精神障害に移行することがまれでは
ない。とまで述べておられます。
また、ひきこもりが続けば、家族機能不全、親子共依存になる。と繰り返されておられるのです
が、これは完全に見誤っておられます。
そもそもが、家族機能不全、親子共依存だからこそ、ひきこもりという現象(病理ではなく)が起こって
いるのです。
私がいつも提言しておりますように、ひきこもりというのは、親子の共同作業です。
当事者の子どもだけでひきこもるという行動は取れません。
ひきこもることができる環境、継続させる条件を与えてしまっているのは、親自身です。
この代表の論理は、「ひきこもり」という病、障害は、家族単位でどうなるものでもない。国が支援
すべき。社会全体が救済すべきだというものです。
当協会が携わってきた、それこそ3年以上、中には10年を越す、20年という事例もありましたが、
そのほとんどが無病理であり、社会参加が実現できています。
もちろん、数年を経過したために、ひきこもりの途中(原因ではない)で、神経症や対人恐怖が発症
しているケースはあります。
それでも、訓練(治療ではなく)でそれらの症状は緩和され、接客業や営業職にさえ就いています。
これらの実績からも、代表の意図するものには、戦慄さえ覚えます。
この代表が啓蒙(洗脳)している団体は、規模を拡大していると聞きます。
代表は、はばからずこうも述べておられます。
「私は厚生労働省や内閣府に百万単位の精神障害者を生み出していると。人が怖い人は
ホームレスにもなれない、こんな酷い状況にしてしまってどうするのだ!と言ったのです」
と。
自身がその酷い状況を作ってしまっていることに早く気づいてほしいものです。
現実直視を恐れず、責任転嫁をやめ、本来の親子の絆の回復(結び直し)に取り組める真の
たらちねの親御さんたちと共に、大きなうねりを起こしていきたいと決意を新に出来た思いです。
『未来を閉ざすひきこもり支援』の演題が相応しい内容でした。
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年5月 8日 19:52
元当事者が演じる事例劇公演
“NPOの専門性を活かした青少年健全育成プロジェクト”
◆「ふくおかっ子応援団」フォーラム 開催!◆
~手をつなごう!青少年の健全育成サポーター~
“青少年を見守る大人たち”すべての方を対象にした フォーラムを2地域で開催します。
をテーマにした基調講演。
不登校や非行を体験した方や保護者の方、
青少年自身の立場からの話題を語り合うパネルディスカッション。
さまざまな体験型分科会などを行う予定です。
○日時:1月31日(日)13:00~17:30
○会場:福岡看護専門学校水巻校 4階講堂・教室
(遠賀郡水巻町立屋敷1-14-51)JR水巻駅北口より徒歩10分
○基調講演:初鹿野 聡氏(NPO法人ハートム 理事長)
○内容:・講演「犯罪や非行の起こらないまちづくり」
・パネルディスカッション「こどもたちとの関わり方」
○日時:2月11日(木・祝)10:00~15:00
○会場:クローバープラザ5F研修室
(春日市原町3-1-7)
○基調講演:野口 義弘氏(少年警察補導員・福岡県保護観察所登録事業主)
○内容:・講演「信じつづければ子どもたちは応えてくれる」
・パネルディスカッション「こどもたちとの関わり方」
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八代市厚生会館
1月28日 (要予約 0120-870-996)
和水町中央公民館
【北九州出張相談会】
1月30日 (要予約 0120-870-996)
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(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2010年1月25日 19:23