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解決支援者の現場日記 : 旧ブログ 福祉: 2009年1月
社会資源としていま私たちにこそできること Ⅲ
オバマ米新大統領が20日就任演説を行いました。
皆さんも聞かれたことと思います。
よその国のこととはいえ、何かこちらも勇気をもらえるすばらしい演説でした。
世界の経済不況と争いが一日も早く解決されればと祈るばかりです。
演説の中で心に残った言葉がありました。
「新たな責任の時代」です。
当協会では、家族問題の解決のための姿勢として、二つのことをあげています。
〈一切感謝〉と〈自己責任〉です。
要旨だけを述べますと、
〈一切感謝〉ができると現状を受容できます。
不足や不満だけを感じていれば、目をそらしがちになります。
現状をありのままに観察し、そこから与えられたもの(恵み)を感じ取ることができれば、自ずと感謝
の気持ちが生じます。
不登校やひきこもりといったわが子のメッセージから与えられたものを読み取ってください。
〈自己責任〉というのは、自分の後始末は自分ですることです。
それは他人に尻拭いをさせないことです。
ですから必ず義務が関係してきます。
親としての義務は、養育と教育があります。
「養育」によりわが子を安全にし、「教育」により安定を与えます。
そして二つがそろうことで、安心が得られるのです。
また、わが子に安全と安定と安心を与えることが親の義務とも言えます。
はたせなかった義務の後始末を他者やわが子にさせてしまっていないでしょうか。
母性がはたすべきこと、父性がはたすべきことがなおざりにされ、夫が妻を、妻が夫を互いに責め
あっていませんか?
互いが責めあうのではなく、自己反省し、許しあい、補いあえば、無益ないさかいをすることもないの
です。
自分の中で、自分の代でおさめておかなければならなかったものを、わが子に引き継ぎ、持ち越して
しまったものはありませんか?
自分が満たされず、埋め合わせが未だできないている心の隙間を、わが子を思うままにすることで、
埋めようとしていませんか?
愛すことよりも、わが子から愛されたいと思っていませんか?
それらはすべて、自己責任をはたしていないことです。
オバマ新大統領は、「国民の信念と決意が、国が頼りとするところだ」と述べました。
信念と決意
これは、行動を起こし、成果を出すために必要なことです。
「そんなことぐらい分かっている!」
よく聞く言葉です。
分かっているつもりでも、行動が伴っていなければ分かっていないのと同じです。
本当にわが子に寄り添い、わが子の苦悩を除き、現状を改善しようと決意(腹くくり)ができてこそ、
様ざまな障害にもあきらめず、家族の絆の再生をやり遂げるのです。
私たちは、これまでの支援実績から、ひきこもる当事者たちの声を翻訳して、家族に伝えることができ
ます。
そのことで、今わが家に何が起こっているのかを知ることが出来、何の責任をはたすべきなのかが
分かってきます。もちろん、それからもとても困難な道のりが待っています。
しかし、オバマ新大統領の言葉にもありました。
『われわれが、自身に、国に、世界に、喜んで義務を持つという認識、困難な任務に身をささ
げるほど精神を満足させるものはないとしっかりと認識することだ』
と。
私たちも信念をもって、社会的ミッションと心得て、支援活動を続けていこうと決意を新たにしました。
当事者の青少年向けのブログはこちらです。
アダルトチルドレンからの回復http://forum-hokushin.weblogs.jp/
お申し込みはいますぐこちら!
『ニート・ひきこもりエンパワー教室』
https://www.interbrain.co.jp/course/empowerment/
ひと育て家庭ゼミナール
https://www.interbrain.co.jp/course/cat66/
家族援護士養成講座
https://www.interbrain.co.jp/course/category/family-aid/
【毎週月曜日無料相談会】
大野城市総合福祉センター 午前10時~正午 (要予約 0120-870-996)
詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
【熊本出張相談会】
2月05日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)
八代市厚生会館 2月04日 (要予約 0120-870-996)
相談料3千円
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年1月24日 17:17
社会資源としていま私たちにこそできること Ⅱ
トピックスでもお伝えしていますように、私共がひきこもり家庭への無償救援活動を展開していかなけ
ればと考えているのは、大前提として、解決ができる問題が、誤った認識のために歪められ、事態が
深刻化し、あまりにも大きな代償を支払わされている現実があるからです。
これまでも地元大野城市では、7年前から総合福祉センターで不登校、ひきこもり・ニートの専門窓口
を開設 https://www.interbrain.co.jp/counseling/ し、ここで受ける相談は原則無料です。
毎月の市の広報誌に案内が掲載され、大野城市民のみならず、近隣地域からの相談もあっています。
この窓口の開設も、早期に先ず相談ができる場所をと、市教育委員会や社会福祉協議会の協力を
受け始めました。
ここでは他の相談機関と違い、本人が来訪できなくても問題はありません。
当協会のこれまでの支援実績からのアドバイスを行いますので、始めから動けないことを前提として
います。
しかし、当然ここでは限られた時間内だけのアドバイスですし、直接介入は一切行えません。
一度きりの相談で終わってしまうケースもあります。
そういった親御さんの傾向としてあるのは、学校に戻すことに拘っていたり、働かないわが子をただ
うとましく思っていたり、わが子の声を聞く姿勢が不足していたりといったことです。
特に、「お子さんの状態をより理解するために、親御さんがカウンセリングを受け、学習をしていくこと
が大切です」という促しに、「なぜ親が受けるんですか? 問題なのはこの子ですよ!」と返す親御
さんは、間違いなく一度で終わります。
長くやっておりますと、こういったご家庭が数年後に「なんとかならないでしょうか?」と困り顔で再訪さ
れることがあるのです。もちろん事態は、こじれにこじれた状態になってしまっています。
不登校の子が、ひきこもりとなり、病理性の無かったひきこもりの青年が、医療保護入院の措置を取
らざるを得なくなったケースもありました。
こういった問題は、ただただ認識、理解不足からなのです。
不登校やひきこもりに対しての当事者家族の理解が深まれば、ほとんどの不登校、ひきこもりは
早期に解決するでしょう。
一番は、解決の大きな妨げとなってしまっている「本人が動かない」といった問題が、実は本当の
障害要因ではないということに気づけるのです。
当事者の青少年向けのブログはこちらです。
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詳細は https://www.interbrain.co.jp/counseling/
【熊本出張相談会】
1月22日 (要予約 0120-870-996)
熊本市青少年センター(熊本市新屋敷1-18-28)を使用させていただきます。
熊本市内近隣地域はご自宅までお伺いもできます。(交通費実費/熊本市役所からの距離による)
八代市厚生会館 1月21日 (要予約 0120-870-996)
相談料3千円
NPO法人地球家族エコロジー協会
福岡県大野城市つつじヶ丘6-4-21
https://www.interbrain.co.jp
(NPO法人 地球家族エコロジー協会) 2009年1月21日 19:56
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